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F1テストで好パフォーマンスのクビカ「身体能力についての質問はもうやめて」
2018年3月1日
ロバート・クビカは、F1マシンをドライブする上での身体的制限に関して、メディアから絶え間なく質問されることに不満を表し、F1リザーブドライバーとしての仕事に集中したいと語った。
クビカは2011年、ラリーで大事故に遭い、キャリアが前途有望と思われた時期にF1から離れなければならなかった。事故の際に負ったけがの後遺症で、右手および右手首の可動性と強度が低下したといわれている。
しかしF1復帰を諦めなかったクビカは、昨年シート争いに本格的に加わり始め、ルノーとウイリアムズで評価テストを受けた。最終的にレースシートを勝ち取ることはできなかったが、33歳のクビカはウイリアムズのリザーブ&開発ドライバーの座に就いた。
クビカは今週のプレシーズンテストの2日目午後と3日目午後の走行を担当した。2日目には、午前中にチームメイトのセルゲイ・シロトキンが出した1分21秒822より速い1分21秒495をマークした。テスト3日目は、雪と雨の悪天候となったため、コンディションチェックのため1周走るにとどまっている。
27日、今週初走行を済ませたクビカに、再び身体能力についての質問が投げかけられた。その際、クビカは、この話題は終わりにするべきときが来たときっぱりと述べた。
「僕は(マシンに乗っている時に)ずっと何も問題なかった。問題があると言っていたのはメディアだけだった」とクビカは語った。
「(マシンに)変更を加えたら、メディアは僕には制限があるといつまでも言うのだろう。このことについて話すのはもうやめるべきだ」
「マシンに飛び乗り、仕事をこなせれば、それで十分ではないかと思うのだが。もちろん僕には制限があるし、それを隠すつもりはない」
今となってはクビカは彼の問題を説明するのに率直になりすぎたかもしれないと考えている。
「問題は、僕が誰に対しても正直過ぎたことであり、みんなが質問をやめないことだ。もうやめるべきだと思う」
「集中すべきことがある。僕は良い経験をしているし、自分の役割を楽しんでいる。何年も経ってから同じ話をするのではなく、前向きなメッセージなら喜んで伝えたい」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(AUTOSPORTweb)
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