最新記事
- 【全ドライバー独自採点&ベスト5/F1第22戦...
- モンツァでのF1イタリアGPが契約を延長。2031...
- 2024年F1第23戦カタールGP TV放送&タイムス...
- 「厳しいシーズンを団結して戦ったことは誇り...
- F1ハースとの協業で得られる技術的メリット。...
- 【F1第22戦無線レビュー(1)】ガスリー、3番...
- F1の全10チームが、多様性と包括を改善するた...
- 【SNS特集】F1ラスベガスGP:フェルスタッペ...
- ライバルもフェルスタッペンの選手権4連覇を...
- ローソン16位「問題を抱え、戦略もうまくいか...
- 2024年F1第22戦ラスベガスGP決勝トップ10ドラ...
- 2024年F1第22戦ラスベガスGP決勝トップ10ドラ...
パット・シモンズ「将来導入予定の新F1レギュレーションで、意外性のなさを排除したい」
2018年1月25日
F1が設置したシンクタンクのメンバーであるパット・シモンズは、スポーツの面白さを守るために、将来導入予定の新レギュレーションでは“意外性のなさ”を排除して3つのパフォーマンス差別化要素に焦点を当てるべきだと語った。
このシンクタンクは、2017年にF1のスポーツ担当責任者であるロス・ブラウンが専門家たちを招いて構成したもので、ブラウンとメンバーたちは、F1の将来の基礎となる枠組みや指針を発表するために作業を続けている。
シモンズは、F1を再び偉大なスポーツにするためのメンバーの考え方とこれまでの検討状況の一端について、以下のように語った。
「現在のF1技術規則は21の項目に分かれている」とシモンズは説明する。
「ひとつずつ見ていくと、いくつかについてはショー的な要素とは関連性が薄いことが分かる。そこで我々は、技術的な側面から3つのパフォーマンス差別化要素を設定したいと考えた」
「ひとつ目はエアロダイナミクスだ。多くの人にとって興味深い要素のはずだが、これまで誰もパフォーマンス差別化の要素としては規則に書き込んでこなかった。我々はこれをF1の面白さに影響を与える要素のひとつにすべきだと考えた」
「同じくらい大事なのがパワーユニットだ。F1に関わっているマニュファクチャラーにとっては重要な問題だといえる。ファンにとって興味深い要素なので、パフォーマンスで差が出る要素にすべきだ」とルノーやウイリアムズで技術責任者を歴任してきたシモンズは語った。
「最後はサスペンション。つまり、タイヤの扱い方、各チームにおけるタイヤの使用方法という意味だ。我々としてはこれら3つの技術的な差別化要素を盛り込みたいと考えている」
シモンズは、意外性のなさがファンの興味を削ぐ主な原因だと強調する。したがって、不確実性を織り込むことでF1に互角の戦いができる余地が生まれ、そしてそれはコストの削減を通じてしか実現できないのだとして、以下のように述べた。
「コストが、指導者たちに将来のF1に関する強い印象を与える上で難しい問題として立ちふさがっている」
「我々は意外性のなさを排除したい。過去数十年にわたって、レースにおける最悪の時期というのは、結果が見えてしまっていた頃だった」
「メルセデスが優勢なときでも、多少そうした意外性があった。少なくとも数年間は、どちらのドライバーが勝てるか予測がつかなかった」
「我々はショーが観たい。視覚的な魅力が欲しい。ドライバーの果たす役割を実感したいのだ。サーキットにいる観客とテレビの視聴者では求めるものが違う。我々はそれぞれの不満に目を向けるべきだ」
「そして、レースウイーク中の体験についても考えなければいけない。もはや、日曜日に何が起こるのかだけを考えるだけでは不十分なのだ」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(AUTOSPORTweb)
関連ニュース
11/22(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
11/23(日) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
11/24(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 403 |
2位 | ランド・ノリス | 340 |
3位 | シャルル・ルクレール | 319 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 268 |
5位 | カルロス・サインツ | 259 |
6位 | ジョージ・ラッセル | 217 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 208 |
8位 | セルジオ・ペレス | 152 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 63 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 35 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 608 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 584 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 555 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 425 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 50 |
7位 | BWTアルピーヌF1チーム | 49 |
8位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 46 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 17 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |
第23戦 | カタールGP | 12/1 |