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ザウバーF1、2018年はマシン開発が順調。「大きな前進を意味する」と代表

2018年1月17日

 ザウバーF1チームの代表であるフレデリック・バスールは、新しいマシンの設計プロセスが予定通りに進んだおかげで、2017年と比較すると、チームは良い状態で2018年に入ることができたと述べている。


 2017年シーズンのザウバーは、財政難により新スペックマシン『C36』の設計が遅れ、これに関連した問題に悩まされていた。


 財政再建によって持ちこたえたザウバーはグリッド上での存続を確保することができたが、パフォーマンスは不調が続き、昨シーズンのコンストラクターズ選手権では5ポイント獲得の最下位となった。


「2017年は、マシンの準備が整ったのが非常に遅かった」とバスールはAuto-Hebdo誌に語り、以下のように続けた。


「新しいプロジェクトだったんだ。もし6カ月も遅れれば状況は難しくるばかりで、遅れを取り戻すのは非常に難しい」


「2016年モデルのフェラーリエンジンを使うという昨年の決断も、我々助けになるものではなかった」と彼は付け加えた。


「今、我々にはまったく新しいプロジェクトがある。昨年のザウバーは非常に遅い時期に始動したが、2018年のプロジェクトは予定通りに進んでいる」


「もちろん、我々が序列のどこにいるのかは、2月末のバルセロナにおける最初のテストで分かるだろう」


 最適化された設計と製造スケジュールに加えて財政面も整ったザウバーは、2018年シーズンには最新スペックのフェラーリ製パワーユニットを使うことができる。さらに、スターの座が確実と多くが見ている新人シャルル・ルクレールのずば抜けた才能にも、期待ができるだろう。


「そう、多くの期待がある。それに我々はいくつか強力な選択をしたと考えている」とバスールは言った。


「何よりもエンジンだ。2018年モデルのフェラーリエンジンを搭載できるようになり、これは我々にとって大きな前進を意味することになる。そしてマシンについては、新たな哲学とともにスタートしたのだ」



(AUTOSPORTweb)


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