McLaren関連記事
バンドーン「手っ取り早い解決策は存在しないが、厳しい状況が成長の糧になる」
2017年5月9日
マクラーレン・ホンダF1チームのルーキーであるストフェル・バンドーンは、チームが直面している困難は、彼がグランプリドライバーとして成長していくうえで「非常に良いこと」だと考えている。
25歳のバンドーンは、2009年チャンピオンのジェンソン・バトンの後任として今季からマクラーレンのレギュラードライバーとなり、現在はフェルナンド・アロンソのチームメイトである。
アロンソの代役としてF1デビューを果たした昨シーズンのバーレーンGPではポイントを獲得したが、フル参戦となる今季、開幕からの4戦は無得点となっている。2015年のGP2王者であるバンドーンは、マクラーレンの不調は、彼のドライバーとしての成長を妨げるものではないと考える。ロシアGPの週末、バンドーンはこう語った。
「実際のところ、僕がドライバーとして成長していくうえでは、とても良いことだと思っている。難しい状況ではあるものの、ここから学べることはとても多い」
「ジュニアシリーズ(のキャリア)では、厳しい状況に置かれたことはほとんどなかった。いつも優勝争いやチャンピオン争いをしていて、物事は大抵スムーズに進んでいた」
「確かに偶発的に悪いレースを走ることだってあるけれど、思いどおりにならない厳しい状況を乗り越えるということは、僕にとっては新しい経験みたいなものなんだ。多くのことが学べる」
マクラーレンが最後に優勝を飾ったのは2012年のこと。バンドーンはその翌年、2013年からチームと関係を築いている。困難な時期にチームと直接的に関わることで、「多くを学べている」と彼は話した。
「マシンの様々な部分を改善させるため、たくさんのことに集中し、詳細な対処法を探り出そうとしている。チームとともに仕事にあたり、再びトップに返り咲かせようとすることは、僕にとっては確かに大きなチャレンジだ」
「手っ取り早い解決策」は存在しない
チームとバンドーン自身は、2017年シーズン残りのレースについては具体的な目標を設定していないと彼は言う。
「僕らは間違いなく、F1のなかでも最大規模のチームのひとつなんだし、絶対にトップで戦っていたい。現状ではそれができるポジションにはいないが、将来的に成功するための要素はすべて揃っていると思う」
「どれだけ早く、競い合える力を取り戻せるかだ。今のところ、手っ取り早い解決策などは存在しないのかもしれないが、いつかは強さのあるパッケージを手に入れられると確信している」
2016年シーズン終盤には「満足のいくレベル」に達していたにも関わらず、苦しい状況に置かれたマクラーレンの現状は、特に厳しいものであるとバンドーンは認めており、次のように語った。
「もう一歩の前進があるだろうと誰もが期待していた。けれども様々な理由から、それは叶わなかった。ここが現状の僕らのポジションだ。理想的とは言えないが、もう一度、競争力を手に入れるための要素はすべてあると思っている」
(Translation:Akane Kofuji)
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています
関連ニュース
9/20(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
9/21(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
9/22(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第18戦 | シンガポールGP | 9/22 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |