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フェラーリの2016年シーズンはベッテルにとって期待はずれ「今季を誇りに思えない」

2016年11月25日

 セバスチャン・ベッテルは、一勝も挙げることもできずにいる2016年シーズンを、フェラーリは「誇りに思うべきではない」と主張している。 


 ベッテルは2015年には3度の勝利を獲得。メルセデスに最も近いライバルとなり、2016年はタイトル獲得をかけて戦えると考えられていた。しかし2016年のフェラーリは優勝はおろか、メルセデスを手こずらせることすらもできていない。一方でレッドブルはダニエル・リカルドとマックス・フェルスタッペンが2勝しており、フェラーリはコンストラクターズ選手権で逆転を許し、3位に沈んでいる。


 今季20戦を終えた時点でベッテルの獲得ポイントは197。2015年シーズンは19戦で278ポイントを得たことを考えると、獲得点数にはかなりの開きがある。ベッテルは期待はずれだった2016年シーズンを、以下のように語っている。


「僕たちは懸命に取り組んでいるし、真剣にやっている。もちろん今季は、もっと違う結果を得たかったけれど、色々な理由でそうはならなかった。全体的に見るとマシンは昨シーズンより前進している。ときには実際のリザルトが示すよりも良いパフォーマンスが発揮できてはいるものの、状況が常にベストではなかった」


「とはいえ、僕らは今年の戦いを誇りに思うことはできないし、思ってもいない。2016年シーズンはチャンピオンをかけて戦えると思っていたんだ。2017年シーズンの目標は、とても明確だ。来年は多くの変更があるので、マシンを準備するのは僕ら自身も含めた全チームにとって、大いなるチャレンジになるだろう」


 空力面とタイヤの大幅な変更により、2017年シーズン仕様のマシンには進化以上のものが要求される。予選でのパフォーマンスも、そのうちのひとつだ。2015年シーズン、ベッテルはポールポジションを含めてフロントロウに3回並ぶことができていたが、今季は叶わなかった。2016年に何が不足していたかを、チームは承知していると話す。


「2017年はルールが大きく変わることになる。今季に何が足りなかったのかを見てみると、主なライバルたちとの比較では、ダウンフォースが少し不足していた。今季の始めからいままで、パワーユニットに関しても全体的なところでも、僕らは非常に良い仕事をしてきた。けれども、望む位置にはたどり着けずにいる」


「特に土曜日に、メルセデスには他のマニュファクチャーよりも多くをひねり出すトリックがあるようだ。それらのふたつが、おそらく今季の僕らに足りなかった部分だけど、これが2017年に焦点を当てていく部分にもなる。さらにもうひとつ付け加えるなら、タイヤを正しい温度域にもっていくことにも、ときには苦しんでいるね」



(Translation:Akane Kofuji)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています




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