ホンダ密着:メルセデス勢のマノーにも後塵を拝する“完全に力負け”
2016年9月4日
予選後、長谷川総責任者は、そう言って肩を落としていた。ホンダがQ3を逃したのはドイツGP以来だが、「今回のほうが厳しかった」と長谷川総責任者はいう。それを象徴していたのが、アタック中のフェルナンド・アロンソからの「パワーを失っていないか?」という無線だった。長谷川総責任者はこう説明する。
「そのとき、われわれもガレージでデータを見ていましたが、パワーユニットには問題はありませんでした。あのときはアロンソの前にはちょうどハミルトンがいたんですが、おそらくメルセデス勢の後ろと走っていたので、相対的にパワーを失ったと感じてしまったのではないかと考えています」
それはエンジンを供給するエンジニアにとって、屈辱的な出来事だった。
「今日は本当に悔しい。というか、悔しがってもしょうがない。完全に力負けしていたんだから……」
ドライバーからの不満も、メディアからのバッシングも、今年はなかった。しかし、レースは結果はがすべて。その結果を予選で得られなかったことが、ホンダにとっては何よりも辛かったイタリアGP2日目だった。
(Text : Masahiro Owari)
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※スペインGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 219 |
2位 | ランド・ノリス | 150 |
3位 | シャルル・ルクレール | 148 |
4位 | カルロス・サインツ | 116 |
5位 | セルジオ・ペレス | 111 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 87 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 81 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 70 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
※スペインGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 330 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 270 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 237 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 151 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 28 |
7位 | BWTアルピーヌF1チーム | 8 |
8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |