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ホンダ密着:消化不良の予選、黄旗でポテンシャルを発揮できず
2016年6月19日
ジェンソン・バトンが、今シーズン初めてQ1で敗退した。さらにチームメートのフェルナンド・アロンソも14位に終わりQ2どまり。スペインGPから3戦連続でQ3に進出していたマクラーレン・ホンダに、ヨーロッパGPではいったい何が起きたのか。
まず、バトンである。予選前に行われたフリー走行3回目の順位は8番手。初日も9番手とトップ10をキープしていたバトンにはQ2進出はもちろん、Q3へ進むだけのスピードは十分あった。ところが、Q1の最初のアタックでブレーキをロック。フロントタイヤにフラットスポットを作ってしまう。スピンターンをしてコースに戻り、再びタイムアタックを開始した。しかし、フラットスポットができたタイヤでは、Q2へ進出するだけの十分なタイムをマークすることができなかった。
長谷川祐介総責任者が言うように、「タイヤを交換すべきだった」のだが、バトンは7周も1セットのタイヤで走り続けてしまったのである。
一方、Q1を15番手で通過したアロンソは、Q2で14番手に終わった。理由は、イエローフラッグだった。タイムアタック中にイエローフラッグが出されると、その区間のみ、自己ベストを上回ってはならない。ただし、その区間以外は全力で走ることができるので、1周全体では自己ベストを更新することができる。
ところが、アロンソは自己ベストが更新できなかった。なぜか?
それは、タイムアタック中にイエローフラッグが出ただけでなく、DRSの使用が不可となってしまっていたからだった。
「ここはストレートスピードが高いので、DRSの効果が大きい。あれでコンマ数秒は失ったと思います」と長谷川総責任者は理由を述べた。
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※シンガポールGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
※シンガポールGP終了時点
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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