最新記事
- グランプリのうわさ話:オースティン、コース...
- JRPA日本レース写真家協会が2024年モータース...
- ルーキーレース延期の理由のひとつはロジステ...
- ルノーの次世代F1パワーユニット救済を求める...
- 2025年用ピレリF1タイヤのテストにメルセデス...
- F1、巨大複合企業グループ『LVMH』と10年のグ...
- 【角田裕毅を海外F1ライターが斬る】マルコの...
- シーズン後の新『F1ルーキーレース』、2024年...
- F1パワートレイン事情:ハミルトンがアゼルバ...
- 「いじめに遭い、本当につらい時期があった」...
- 苦戦するチームに「特効薬はない」アルピーヌ...
- 松田次生のF1目線:ドライバーに求められるセ...
F1、GMが競争力のあるPUを製造できるか疑問視「初心者のコンストラクターが新しいメーカーと提携している」
2024年2月2日
マイケル・アンドレッティのF1プロジェクトはFIAの承認を得て、商業権所有者FOMが審査を行っていたが、フォーミュラワン・マネジメント(FOM)は、アンドレッティ・グローバルの2025年または2026年のF1参戦を却下することを正式に発表した。
FOMは、すべての商業関係者におよぼす影響を考察した結果として、11番目のチームが加わることは、選手権に価値を提供しないとの結論に至ったとの声明を発表した。
そのうちには、審査のプロセスとこの結論に達した理由について説明がなされているが、最も驚くべき発言のひとつは、アンドレッティ・キャデラックにパワーユニットを供給することを発表していたゼネラルモーターズ(GM)について、競争力のあるパワーユニットを設計、開発、製造することができないであろうことをほのめかしたことだ。声明は次のように述べている。
「新しいPUメーカーとしてこのスポーツに参入することは大きな挑戦であり、過去に大手自動車メーカーは苦労してきた。メーカーが競争力を持つためには、何年にもわたる多大な投資が必要になる可能性がある」
この声明は、GMが競争力のあるパワーユニットを設計し製造するのに必要な能力を持っていることにF1が疑問を抱いていることを示している。
それは事実上、どれほどの大手であっても新規参入を目指す他のメーカーへの扉を閉ざすことになる。なぜなら、最初のレースから勝利を収めるパワーユニットを生産するという保証は誰にもできないからだ。
たとえば、2026年からの参入を発表済みのアウディには、DTMドイツツーリングカー選手権から耐久レースをはじめとするスポーツカー、ダカールラリーに至るまで、あらゆる形式の自動車レースで大きな成功を収めた歴史がある。だが、同社の取締役会の最も楽観的なメンバーでさえ、アウディの名前のもとで、独自のパワーユニットを使用して参戦する最初のレースとなる2026年のバーレーンGPで優勝するとは予想していないだろう。
F1は、「最初からGMのPUの供給が申請に付加されていれば、その信頼性は高まっただろう」と認めているが、やはり成功の可能性には疑問を抱いており、「初心者のコンストラクターが新しいメーカーと提携している。新規参入のPUサプライヤーも克服すべき大きな課題を抱えるだろう」と付け加え、「過去数十年間に新たなコンストラクターを設立しようとする試みのほとんどは成功していない」と述べた。
将来F1への参加に関心を持つすべてのメーカー候補者に対し、既存のチームを買収するか、既存のチームと商業的および技術的提携を結ぶかして、新規エントラントとは提携しないようになどという明確なメッセージはなかったはずだ。はたして今回の決定は、新規参入者に対して扉が閉ざされてしまっているということの証になってしまうのだろうか。
(GrandPrix.com
Translation: AKARAG)
関連ニュース
9/20(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
9/21(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
9/22(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第18戦 | シンガポールGP | 9/22 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |