F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

FIAが新規F1チーム受け入れの可能性示す。チーム選定プロセスをスタートへ

2023年1月4日

 FIA会長モハメド・ビン・スライエムが、新チームをF1に迎えるための計画の一端を発表した。FIAは、F1チームを立ち上げることに関心を持つ者を確認するためのプロセスをスタートするという。これは、F1参戦プロジェクトを始動しているアンドレッティ・グローバルにとって朗報と言えるだろう。


 ビン・スライエム会長は、1月2日、Twitterを通して、「FIAの我がチームに対し、FIA F1世界選手権の新チーム候補の関心表明プロセスを開始することを検討するよう要請した」というメッセージを発信した。


 関心表明プロセスが始まることが、新しいF1チームの誕生に直結するとは限らないものの、名乗りを上げたチームが財政面、技術面においてF1活動が可能であると認められれば、エントリーへの道が開けるかもしれない。


 F1にはこの7年でハースの1チームしか新規参入を行っていない。2010年に向けて承認された3チーム、HRT F1、ケータハムF1、マルシャは、生き残ることができなかった。当時は現在と異なり、バジェットキャップ規則が導入されていなかった。

2012年F1インドGP ペドロ・デ・ラ・ロサ(HRT)、シャルル・ピック(マルシャ)、ビタリー・ペトロフ(ケータハム)
2012年F1インドGP ペドロ・デ・ラ・ロサ(HRT)、シャルル・ピック(マルシャ)、ビタリー・ペトロフ(ケータハム)

 当時との条件の違いとして挙げられるのは、F1新規参入者には、希薄化防止課徴金として2億ドル(約261億円)が科されることだ。これにより、十分な資金力のある者のみに資格が限定されることになった。この2億ドルは、チーム数増加により受け取るプライズマネーが減少することを補うために既存チームに均等に分配される。しかし、このシステムにかかわらず、既存チームからは、11番目のチームの参入は自分たちのメリットにはならないとして反対する声が上がっている。


 関心表明を行うものと予想される筆頭は、アンドレッティ・グローバルだ。マイケル・アンドレッティはF1参戦を強く望み、アンドレッティ・グローバルとして早ければ2024年からエントリーするというプランを示してきた。インディアナ州フィッシャーズにはモータースポーツ活動全体を担う新ファクトリーの建設が決まり、すでに着工されている。

2022年F1第5戦マイアミGP マイケル・アンドレッティとFIA会長モハメド・ビン・スライエム
2022年F1第5戦マイアミGP マイケル・アンドレッティとFIA会長モハメド・ビン・スライエム

 F1が商業的成功を収めている今、アンドレッティ以外にも関心表明を行う者が出てくる可能性がある。詳細については、FIAによるプロセスが正式にスタートし、進行するなかで明らかになっていくだろう。



(Grandprix.com)




レース

9/20(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
9/21(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
9/22(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※シンガポールGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン331
2位ランド・ノリス279
3位シャルル・ルクレール245
4位オスカー・ピアストリ237
5位カルロス・サインツ190
6位ルイス・ハミルトン174
7位ジョージ・ラッセル155
8位セルジオ・ペレス144
9位フェルナンド・アロンソ62
10位ニコ・ヒュルケンベルグ24

チームランキング

※シンガポールGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム516
2位オラクル・レッドブル・レーシング475
3位スクーデリア・フェラーリ441
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム329
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム86
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム34
7位マネーグラム・ハースF1チーム31
8位ウイリアムズ・レーシング16
9位BWTアルピーヌF1チーム13
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第18戦シンガポールGP 9/22
第19戦アメリカGP 10/20
第20戦メキシコシティGP 10/27
第21戦サンパウロGP 11/3
第22戦ラスベガスGP 11/23
  • 最新刊
  • F1速報

    Rd15 オランダ&Rd16 イタリアGP号