ピレリ 2022年F1第22戦アブダビGP レースレポート
2022年11月21日
2022 ABU DHABI GRAND PRIX SUNDAY
ワールドチャンピオンがアブダビグランプリを制す
ルクレールがペレスを抑え、チャンピオンシップ2位を獲得
モータースポーツディレクター マリオ・イゾラのコメント
「アブダビは、F1シーズンのフィナーレを飾るにふさわしい舞台となりました。ヤス・マリーナでの最終順位は、タイヤ戦略によって決定づけられました。この点は、ピレリがいかに魅力的な今シーズンのチャンピオンシップに貢献したのかを物語っています」
「予測どおり、今日のレースでは1ストップと2ストップが見られました。全般的にデグラデーションは金曜日より低く、より長いスティントが可能となりました。主役となったコンパウンドはハードで、大半のドライバーがハードタイヤでフィニッシュしました」
「火曜日、全チームが2023年型タイヤの初テストを行います。マシンは来年使用するものと同じではなく、セットアップも新スペックのタイヤに最適化されていませんが、ヤス・マリーナのコース特性に最適な最も軟らかい組み合わせの3種類のコンパウンドとC1コンパウンドについて、各チームから重要なフィードバックが得られると思います」
TYRE TALES:HOW THE RACE WAS WON
・ワールドチャンピオンのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が、2022年最終戦のアブダビグランプリを制しました。2位はフェラーリのシャルル・ルクレール、3位はレッドブルのセルジオ・ペレスでした。表彰台の3名は、いずれもP Zeroホワイト・ハードタイヤでフィニッシュしました。
・アブダビグランプリは、一部曇り空の下、昨日の予選とほぼ同様の路面温度31.4〜34.4度のコンディションで行われました。
・各チームが様々な戦略を選択しました。昨日までに収集したデータを基に、11名が2ストップ戦略を、8名がより保守的な1ストップ戦略を採りました。
・レッドブルはチーム内で戦略を分け、両ドライバーともに表彰台に上りました。フェルスタッペンは、20周目に P Zeroイエロー・ミディアムからハードタイヤへ交換しました。一方、ペレスは、15周目と33周目にピットストップを行い、ミディアム〜ハード〜ハードと繋いで走行しました。
・マクラーレンのランド・ノリスは、44周目にミディアムタイヤで1分28秒391のファステストラップを記録しました。ハードタイヤでの最長スティントは、P Zero レッド・ソフトでスタートしたアルファタウリのピエール・ガスリーによる43周でした。
BEST OF THE REST:THE ALTERNATIVE STRATEGY
・多くのドライバーがミディアムでスタートしました。ソフトでスタートしたドライバーはガスリーのみで、アルファロメオのバルテリ・ボッタスとハースのケビン・マグヌッセンはハードでスタートしました。
・シミュレーションによる1ストップと2ストップのレースタイムの差が小さいことを考慮し、チーム内で戦略を分けたチームが見られました。メルセデスでは、ジョージ・ラッセルが2ストップ(ミディアム〜ハード〜ミディアム)戦略を採った一方、ハミルトンはハードタイヤでのロングスティントによる1ストップ戦略を選択していましたが、フィニッシュ前にリタイアしました。
・フェラーリもチーム内で戦略を分けました。カルロス・サインツが2ストップ(ミディアム〜ハード〜ハード)戦略を採りましたが、ルクレールは1ストップ(ミディアム〜ハード)戦略で走行しました。
(autosport web)
関連ニュース
1位 | マックス・フェルスタッペン | 393 |
2位 | ランド・ノリス | 331 |
3位 | シャルル・ルクレール | 307 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 262 |
5位 | カルロス・サインツ | 244 |
6位 | ジョージ・ラッセル | 192 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 190 |
8位 | セルジオ・ペレス | 151 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 31 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 593 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 557 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 544 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 382 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | BWTアルピーヌF1チーム | 49 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 46 |
8位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 44 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 17 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |
第23戦 | カタールGP | 12/1 |