F1ベルギーGP FP2:初日トップタイムはライコネン、トロロッソ・ホンダ勢は15、17番手
2018年8月25日
F1第13戦ベルギーGPの金曜フリー走行2回目は、フェラーリのキミ・ライコネンがトップタイムをマークした。
午後になってもサーキット上空は低い雲が垂れ込めているが、降水確率は10%。路面が濡れるほどの雨は来そうにない。午後3時からのFP2は、気温17℃、路面温度28℃のコンディションで始まった。1回目のセッションをほとんど走れなかったダニエル・リカルド(レッドブル)が、最初から積極的に周回を重ねる。
ほぼ同時に出ていったセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が、まずはミディアムタイヤでトップタイムを出す。しかしすぐにソフトタイヤを履いたライコネンが、チームメイトを1秒7しのぐタイムでトップに立った。ベッテルも自己ベストを更新し、コンマ6秒差まで迫っている。
リカルドは3番手に付けたが、遅れてコースインしたメルセデスの2台があっさり抜き去って行く。ルイス・ハミルトンはミディアムながら、ライコネンに0.03秒差をつけてトップに立った。同じミディアムで、ベッテルはハミルトンにコンマ65秒の後れを取っている。一方バルテリ・ボッタスとライコネンは同じソフトで、コンマ3秒ライコネンが速い。
上位4台を皮切りに、各車が次々にスーパーソフトタイヤに履き替えて行く。ライコネンが1分43秒355で、トップを奪い返す。ハミルトンは0.168秒及ばず2番手。ボッタス、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が続き、ベッテルはチームメイトから0.774秒落ちの5番手だった。中団勢では、マーカス・エリクソン、シャルル・ルクレールが9、10番手に入りザウバー勢の健闘が光った。
トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーはソフトではトップ10前後の速さを見せたものの、スーパーソフトでは伸びず、15番手。ブレンドン・ハートレーも、17番手に終わった。
マクラーレンは午前中に続いて苦戦した。トップから4秒の大差を付けられ、「とても運転できる状態ではない」と訴えるストフェル・バンドーンに、ピットから「フロアを交換する」と、ピットインの指示が飛ぶ。
ランド・ノリスに代わってステアリングを握ったフェルナンド・アロンソも、なかなか速さを見せられず。バンドーンはこのセッションも最下位。アロンソも16番手が精いっぱいだった。
(Kunio Shibata)
1位 | マックス・フェルスタッペン | 393 |
2位 | ランド・ノリス | 331 |
3位 | シャルル・ルクレール | 307 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 262 |
5位 | カルロス・サインツ | 244 |
6位 | ジョージ・ラッセル | 192 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 190 |
8位 | セルジオ・ペレス | 151 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 31 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 593 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 557 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 544 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 382 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | BWTアルピーヌF1チーム | 49 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 46 |
8位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 44 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 17 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |
第23戦 | カタールGP | 12/1 |