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ホンダ「スペック3エンジンを使っていれば、2台Q1落ちは避けられたかもしれない」/F1土曜

2017年6月25日

 2017年F1アゼルバイジャンGPの土曜予選で、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは16位、ストフェル・バンドーンは19位だった。


 アロンソはパワーユニットのエレメント交換により40位降格のペナルティを受け、19番グリッドにダウン(暫定)。金曜にはスペック3のエンジンを試したが、FP2でのギヤボックストラブルの後、土曜からスペック2に戻している。


 バンドーンはパワーユニットのエレメントに加えてギヤボックスも交換したことで35位降格、18番グリッドからスタートする(暫定)。


■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
ホンダF1プロジェクト総責任者 長谷川祐介
 バクーはロングストレートを備えた、パワーが重要なサーキットなので、予選で苦労するだろうことは予想していました。二重に辛かったのは、どういう予選結果を出そうと、グリッド降格ペナルティを受け、後方からスタートすることになると分かっていたことです。


 それでもQ2に進出できるポテンシャルはあると考えていたので、2台ともQ1で敗退したのは残念でした。FP2で問題が発生したため、フェルナンドのエンジンをスペック2に戻しました。それでも昨日、PUのパワーにポジティブな改善を確認できたので、これを使っていればもう少し上の順位を獲得できたものと考えています。


 グリッド後方からのスタートになりますが、ふたりとも才能あるドライバーですし、プッシュし続けてベストを尽くしてくれるでしょう。さらに、ここは狭いストリートを通るトリッキーなコースなので、我々にチャンスが訪れるかもしれません。ポイントをつかむチャンスがあればそれを逃さず生かしたいと思っています。     



(AUTOSPORTweb)




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