F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

Honda Racing GalleryにスーパーアグリSA07登場

2014年5月17日

Honda

 ホンダのこれまでのレーシングヒストリーを、撮り下ろしの写真と詳細な解説記事で紹介する『Honda Racing Gallery』に、2007年シーズンのF1を戦い多くの感動を呼んだスーパーアグリSA07・ホンダが登場した。

 ホンダのホームページ内の人気コンテンツである『Honda Racing Gallery』は、ツインリンクもてぎ内のホンダコレクションホールに所蔵されているレーシングカーをレーシングオン/F1速報による撮り下ろしの写真と、その当時の時代背景なども踏まえた詳細な解説で紹介。ホンダのモータースポーツ史を振り返ることができる。

 今回登場したのは、第3期F1挑戦の中でも思い出深い1台。佐藤琢磨とアンソニー・デイビッドソンのふたりがドライブし、日本人のみならず世界中のF1ファンに多くの感動を与えた2007年のスーパーアグリSA07・ホンダだ。

 2006年に“ニッポンの挑戦”としてF1に参戦を開始した鈴木亜久里率いるスーパーアグリF1。さまざまな困難と闘いながら初年度を終え、2年目に向け琢磨とデイビッドソンのふたりがドライブしたのが、ホンダRA106の情報を活かしてテクニカルディレクターのマーク・プレストン、チーフデザイナーのピーター・マックールらを中心に製作されたSA07だ。

 そんなSA07は、第1戦オーストラリアから大活躍をみせる。その頃のF1は世界の自動車メーカーがこぞって参戦していた時代。ワークス全盛の頃にあって、スーパーアグリSA07は第1戦で琢磨が予選Q3に進出、10番グリッドを得る。

 さらに、スペインGPでは琢磨が着実にポジションを上げ、ルノーを駆るジャンカルロ・フィジケラのピットインの間に8位へ。純プライベーターとしては優勝に等しいポイント獲得を成し遂げたのだった。

 そして、スーパーアグリF1チームとSA07にとってハイライトと言えるのがカナダGPだ。ロバート・クビカの大クラッシュなど荒れたレースとなったが、終盤、タイヤ選択を活かしハイペースで追い上げた琢磨は、前年チャンピオンのフェルナンド・アロンソが駆るマクラーレンをパス! 6位入賞を果たしたのだ。

 優勝を争う名車ではなかったが、資金力に劣るプライベーターの大活躍、そしてファイター琢磨の魅力を存分に発揮したマシンとして、SA07は世界中のF1ファンの記憶に残るマシンと言える。また、このカナダGPではデイビッドソンのウッドチャックとの接触などもあり、さまざまな話題を提供した。

 日本のF1ファンを熱狂させたスーパーアグリSA07・ホンダ。今も美しいホワイト×レッドの威容を、Honda Racing Gallery(http://www.honda.co.jp/Racing/gallery/)でチェックしよう。




レース

6/21(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
6/22(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
6/23(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※スペインGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン219
2位ランド・ノリス150
3位シャルル・ルクレール148
4位カルロス・サインツ116
5位セルジオ・ペレス111
6位オスカー・ピアストリ87
7位ジョージ・ラッセル81
8位ルイス・ハミルトン70
9位フェルナンド・アロンソ41
10位角田裕毅19

チームランキング

※スペインGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング330
2位スクーデリア・フェラーリ270
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム237
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム151
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム58
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム28
7位BWTアルピーヌF1チーム8
8位マネーグラム・ハースF1チーム7
9位ウイリアムズ・レーシング2
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第10戦スペインGP 6/23
第11戦オーストリアGP 6/30
第12戦イギリスGP 7/7
第13戦ハンガリーGP 7/21
第14戦ベルギーGP 7/28
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.6 第7戦エミリア・ロマーニャGP & 第8戦モナコGP & 第9戦カナダGP号