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アロンソ車とピット、深刻な問題に見舞われていた

2012年9月11日

Sutton

 イタリアGP決勝中、フェルナンド・アロンソのマシンがセバスチャン・ベッテルとのバトルの際に大きなダメージを負っていたことがわかった。またフェラーリのピットも一時テレメトリーを使用できないという難しい状況にあったという。

 クルバ・グランデの出口でベッテルがすぐ後ろを走るアロンソに十分なスペースを与えず、アロンソがコース外に押しやられたことで、ベッテルにドライブスルーペナルティが科せられた。
 ペナルティの前にアロンソは自力でベッテルの前に出ており、最終的に3位でフィニッシュしたが、コースオフの際にマシンにダメージが生じていたとフェラーリが明かした。

「マシンには問題があった」とチーム代表のステファノ・ドメニカリ。
「見れば分かるが、左リヤに大きなダメージがあり、メカニカルな部分においても破損箇所があった」

「終盤、彼(アロンソ)には縁石に乗らないよう指示した。乗るとダメージが拡大するかもしれなかったからだ。完走できて本当によかった」

 アロンソは、コースオフした際にマシンが跳ねてしまい、その後クルマの調子が悪くなったと述べている。

 金曜、土曜とアロンソのマシンにトラブルが続出したが、決勝日にはフェラーリのピットに問題が発生していたことがわかった。
 決勝序盤、フェラーリはメインシステムとバックアップシステム両方において電源が喪失し、テレメトリーのない状態でレースを戦わなければならず、マシンの状況を把握するのに苦労したということだ。幸い無線でドライバーとコミュニケーションをとることはできたという。

「この2日、マシンにさまざまな信頼性のトラブルが発生したが、今日(日曜)はガレージの設備に問題が生じた」とテクニカルディレクターのパット・フライが述べている。

「その影響で我々は実質的に手探り状態で作業をしなければならなかった。ピットウォールではテレメトリーもテレビ映像もなく、マラネロのリモートガレージとのリンクも途切れていた。その時はレースの中でも非常に重要な時間帯、つまりピットストップが近づいている時期だった」

「コミュニケーションに支障が出て、今のような設備が全くない時代に戻ってしまったかのようだった。一時はピットストップに適したタイミングかどうか決めるのに、マラネロに電話をしなければならなかったんだ!」

「でもなんとかその状況を乗り切った。だが楽ではなかったよ」
「その後、フェルナンドがベッテルとバトルをしている最中にコースオフした。テレメトリーが復活した後、マシンリヤに不調があることが分かった。それで終盤、縁石を避けて慎重に走るよう、彼に指示した。パルクフェルメのマシンを見ると、ダメージがかなりひどかったのが分かった。空力にも影響が出ていた」

「週末全体を振り返り、この3日間に起きたことは我々全員に対する警鐘であると言わざるを得ない。勝つためにはあらゆる分野で最大限の努力をしなければならない」




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