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マクラーレン150回目のポール、幻の経緯明らかに

2012年5月13日

McLaren

 F1スペインGPの予選でポールポジションを獲得しながら、その後の燃料検査で予選結果除外を言い渡されたルイス・ハミルトン。これに至る一連の経緯が明らかになった。

 ハミルトンは、土曜日の予選でマクラーレン通算150回目となるポールポジションを獲得したが、アタック直後のインラップで何らかのトラブルによりチームからストップするよう指示され、マシンを止めた。

 レギュレーションでは、ドライバーは、セッション終了後にパルクフェルメまで自走して戻らなければならず、そこでは検査のために最低1リットルの燃料がタンク内に残ってなければならないとされている。

 この規定は、燃料の節約によってタイム的なアドバンテージを得るのを防ぐ目的で設けられた。そのため、ドライバーがスロー走行をしてマシンを止めることは“不可抗力”を除いて許されていない。

 2010年のカナダGPでは、今回と同じようにハミルトンが予選後のインラップで燃料をセーブする目的から必要以上のスロー走行を行い、マシンを止めている。この時は彼らに1万ドル(当時約92万円)の罰金と戒告処分が科され、その後に開かれた世界モータースポーツ評議会ではラップタイム制限の規定などが新たに設けられた。当時FIAは技術的なトラブルのみが許容されると明らかにしている。

 今回は、予選の後にスチュワードとマクラーレンによる話し合いがもたれたが、スチュワードはハミルトンの行為が技術的な要因と正当化できるには不十分と判断し、FIAも、最後のラップを前に十分な燃料を入れていなかったとのチームの説明を不可抗力とはみなさなかった。

「チームを代表したサム・マイケルから、不可抗力の理由でマシンをコース上に止めたとの連絡を受けた。チームのメンバーが不十分な燃料を入れたため、必要量の燃料を確保するためにコース上にマシンを止めなければならなかった」とスチュワードの声明には記されている。
「マシンの燃料は競争者によって完全にコントロールされていなければならない。スチュワードはこれを不可抗力のケースと認めることはできない」

「スチュワードはこれがF1のテクニカルレギュレーション第6.6.2条の違反に当たると断定した。これにそって競争者を予選セッションの結果から除外する。しかし、競争者はグリッドの後ろからレースをスタートすることが許される」




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