F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

【角田裕毅F1第10戦密着】ガスリーより速いペースで走行。イン側に飛び込むも接触&スピン「ほとんど僕に責任がある」

2022年7月4日

 今年のF1イギリスGPは、スタート直後に多重クラッシュが発生。角田裕毅(アルファタウリ)もその多重クラッシュに巻き込まれたひとりだった。


「あまりスタートがよくなくて、そのあと前方で混乱があったと思ったら、1コーナーでいきなり目の前にクルマが横向きになって現れて、どうすることもできなかったです。ある意味、フロントウイングを失っただけで、幸いだったかなと思います」

【角田裕毅F1第10戦密着】
スタート直後の多重クラッシュに巻き込まれた角田。フロントウイングに大きなダメージを負った


 直後に赤旗が出され、フロントウイングを交換して、赤旗後のレースに参加した角田。前方にいたクルマが数台リタイアしていたこともあって、2度目のスタートポジションは11番手。スタートではバルテリ・ボッタス(アルファロメオ)とニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)をかわして、いきなり9番手でレースを再開させた。


 その後、ひとつポジションを落として8番手を走行していたチームメイトのピエール・ガスリーとのバトルが始まった。アルファタウリは土曜日に2台でセットアップを分けていた。ガスリーはウエット寄りだったのに対して、角田はドライ寄り。雨の予選ではガスリーが角田を上回っていたが、日曜日は晴れ。ドライコンディションでは角田のほうが速かった。


 そんななか、11周目の3コーナーで角田がガスリーのインに飛び込んだが、直後に角田がスピン。2台は接触してしまう。

【角田裕毅F1第10戦密着】
11周目、角田は3コーナーでガスリーのインに飛び込んだ

【角田裕毅F1第10戦密着】
角田とガスリーが接触


「僕の方が明らかにペースがよくて、その前からバトルしていたんですけど、いま思えば、まだチャンスはあったと思うのですが、正直もう少しスペースを空けておいてほしかった。相手もレースをしているいて、簡単にスペースを空けるわけはないので、そういうところを次からは気をつけてオーバーテイクを仕掛けたいと思います」


 スピンしたのはガスリーがインを閉めてきたからなのだろうか?


「そうですね、スピンしないと完全にTボーンになっていました」

【角田裕毅F1第10戦密着】
接触によりコースオフした角田とガスリー


 スピンして接触していなければ、今日はポイントを獲れていたのだろうか。


「はい、獲れていたと思います」


 ポイント圏内を走行していながらミスによってリタイアしたカナダGPでは、角田はレース後にチームに謝罪していた。


「ほとんど僕に責任があるので、今日も謝罪しました」


 その後、レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表はマックス・フェルスタッペンがフロアを壊して首位から陥落した原因について、「アルファタウリの接触によって落ちていた破片を拾った」と説明。角田にとっては、あまりにも痛すぎる接触となった。



(Masahiro Owari)




レース

6/8(土) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
6/9(日) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
6/10(月) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※カナダGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン194
2位シャルル・ルクレール138
3位ランド・ノリス131
4位カルロス・サインツ108
5位セルジオ・ペレス107
6位オスカー・ピアストリ81
7位ジョージ・ラッセル69
8位ルイス・ハミルトン55
9位フェルナンド・アロンソ41
10位角田裕毅19

チームランキング

※カナダGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング301
2位スクーデリア・フェラーリ252
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム212
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム124
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム58
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム28
7位マネーグラム・ハースF1チーム7
8位BWTアルピーヌF1チーム5
9位ウイリアムズ・レーシング2
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第9戦カナダGP 6/9
第10戦スペインGP 6/23
第11戦オーストリアGP 6/30
第12戦イギリスGP 7/7
第13戦ハンガリーGP 7/21
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.5 第5戦中国GP & 第6戦マイアミGP