クラッシュで51Gの衝撃受けたフェルスタッペンが無事を報告「ルイスは失礼でスポーツマンらしくない」との批判も
2021年7月19日
2021年F1イギリスGP決勝で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、スタート直後にルイス・ハミルトン(メルセデス)との間で接触事故が起きた影響でリタイアした。
ポールポジションのフェルスタッペンに、2番グリッドから好スタートを決めたハミルトンが迫り、首位を巡る攻防が続くなか、コプスでハミルトンがインに攻め込んだ際に接触が起き、フェルスタッペンはスピンアウト、タイヤバリアに激しくヒットした。
フェルスタッペンは自力でマシンから降りることができたが、身体に強い衝撃を受けており、メディカルセンターでチェックを受けた後に、病院で予備的検査を受けた。
FIAメディカルレスキュードクターのイアン・ロバーツは、クラッシュ直後のフェルスタッペンの様子について次のように語っている。
「少なくとも、少し呼吸が苦しい状態だったのは確かだ。助けを借りながらマシンから降りた。今はルーティンの検査のために病院に行っている」
チーム代表クリスチャン・ホーナーは「ありがたいことに、マックスはマシンから自力で出ることができた。だが、予備的検査のために病院に移動し、そこで経過を見ているところだ」とコメントした。
ホーナーは、「マックスは51Gの衝撃を受けた」と述べ、ハミルトンは判断ミスを犯し、非常にリスクが高い行動をとったと批判している。
フェルスタッペンのクラッシュでレースは約30分間、中断された。スチュワードはインシデントについて審議を行い、責任の大部分はハミルトンにあると判断、レース中に10秒のタイムペナルティを科した。ハミルトンはピットストップでそれをこなした上で、優勝を飾った。
フェルスタッペンは、その後、SNSを通して、無事であるとコメント。同時に、母国GP優勝を喜んだハミルトンの態度について批判した。
「無事でよかった。こんな形でリタイアさせられることになり、とてもがっかりしている。(ハミルトンへの)ペナルティは、僕たちにとってプラスになるものでもないし、ルイスがコース上で行った危険な動きに見合うものでもない」とフェルスタッペン。
「(ハミルトンたちが優勝を)祝っているのを、病院で見た。あれは失礼な行動だし、スポーツマンシップに反する行為だ。でも僕たちは前に進む」
ハミルトンは、レース中にフェルスタッペンの無事を確認していた。フェルスタッペンが病院に移って検査を受けていることについては、ハミルトンはレース後、メディアと会話するまで知らずにいた。
イギリスGP終了時点でフェルスタッペンとレッドブル・ホンダはドライバーズおよびコンストラクターズ両選手権で依然として首位に立っているが、ハミルトンとメルセデスとの差は大きく縮まる結果になった。
(autosport web)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 362 |
2位 | ランド・ノリス | 315 |
3位 | シャルル・ルクレール | 291 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 251 |
5位 | カルロス・サインツ | 240 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 189 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 177 |
8位 | セルジオ・ペレス | 150 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 31 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 566 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 537 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 512 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 366 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 46 |
7位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 36 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 17 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 14 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |
第23戦 | カタールGP | 12/1 |