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マクラーレン・ホンダ密着:ファンの喝采をあびたアロンソのQ1トップタイム

2017年7月16日

 降ったかと思えば、数分後に止むという典型的なブリティッシュ・ウェザーとなった土曜日のシルバーストン。予選は15分前から降り始めた雨の中、スタートした。

 ハーフウエット状態で開始したため、ドライタイヤでコースインしていくドライバーもいたが、マクラーレン・ホンダの2人はともにインターミディエイトタイヤを装着してタイムアタックを開始する。

 しばらくして、雨脚が強くなり、全車インターミディエイトタイヤでのアタック合戦が始まったが、開始から7分後にダニエル・リカルドがマシントラブルでストップ。赤旗が出される。この段階でストフェル・バンド―ンは8番手だったが、フェルナンド・アロンソは15番手にとどまっていた。

 5分後にセッションが再開されると、再び全車がインターミディエイトでアタックを始めるが、アロンソはやや遅れてコースイン。そのとき、雨は完全にやみ、路面は急速に乾いて出していた。

 コース上を走っていたアロンソは無線で「ドライタイヤに変えるためにピットインするから準備しておいてくれ」と伝え、ピットイン。タイヤを履き替えて出て行ったとき、残りは2分を切っていた。

「本当にギリギリのタイミングでした。『コンマ5秒だった』とフェルナンドが言っていました。しかも、ダンプ(少し濡れた)コンディションの中で、フェルナンドがよく走ってくれました」(長谷川祐介ホンダF1総責任者)というアロンソが、叩き出したタイムはQ1でトップとなる1分37秒598だった。





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