最新記事
- 時間との戦いの中でシャシーを修理するウイリ...
- ホンダ、2026年F1参戦に向けた新たなパワーユ...
- 【全ドライバー独自採点&ベスト5/F1第3戦】...
- マクラーレン代表、2位を失ったのは戦略が原...
- フェラーリF1は予選もレースペースも改善「マ...
- アストンマーティン、アロンソの20秒ペナルテ...
- リカルド、ポジティブな姿勢を崩さず「自分と...
- 実力を発揮できなかったレッドブルと“強み”を...
- 2025年のラインアップを決めるのに時間をかけ...
- 「フェラーリとマクラーレンは一歩先を進んで...
- 2024年F1第3戦オーストラリアGP決勝トップ10...
- 2024年F1第3戦オーストラリアGP決勝トップ10...
マクラーレン・ホンダ甘口コラム オーストリア&イギリス編:PUの性能向上が実感できた週末
2017年7月24日
マクラーレン・ホンダの活躍を甘口&辛口のふたつの視点からそれぞれ評価する連載コラム。レースごとに、週末のマクラーレン・ホンダのコース内外の活躍を批評します。今回はF1第9戦オーストリアGPとF1第10戦イギリスGPを、ふたつの視点でジャッジ。
------------------
オーストリアGPとイギリスGPの2週連続開催で、残念ながらマクラーレン・ホンダはどちらのレースでも入賞はならなかった。だが、序盤戦に漂っていた重い雰囲気は、レッドブルリンクでもシルバーストンでも感じることはなかった。それはこの2戦でポイント獲得はできなかったが、収穫はあったからだ。
それはスペック3投入によって、中団の中で戦えるようになったことだ。イギリスGPでは、ストフェル・バンドーンがレース序盤はフォース・インディア勢2台とウイリアムズのフェリペ・マッサと同じペースで走っていた。そのことは長谷川祐介ホンダF1総責任者も認めていた。
「スペック3を入れた時点から、相対的なパフォーマンスは昨年と同じくらいの位置にいます」(長谷川総責任者)
長谷川総責任者は、「昨年と同じくらい」というポジションについて明言は避けたが、最新型ではないメルセデスのPUを搭載したチームとほぼ互角に戦えるという意味だと考えていいだろう。そして、それは開幕時に昨年よりも広げられていたギャップが、ようやくスペック3の投入で、ほぼ昨年と同じにまで詰まったということを意味する。
もうひとつの収穫は、10戦目にしてようやくバンドーンが調子を取り戻していたことだ。フェルナンド・アロンソのドライビングは、今年のスペインGPの予選7位や、イギリスGPの予選Q1でトップタイムのように、並外れたテクニックが必要なため、シャシーやPUの真の性能が判断しにくい。バンドーンが遅いのではなく、アロンソの走りが桁外れなのである。
つまり、そのバンドーンが予選で初めてアロンソを上回ったということは、マシンの出来がPUも含めたパッケージとして、向上しているということを意味する。
イギリスGPが始まる前は、パワーサーキットのシルバーストンで厳しい戦いが予想して、現地に乗り込んだマクラーレン・ホンダ。レースを終えた彼らは、ポイント獲得ができなかったことを悔しがって、シルバーストンを後にしていた。
3/22(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
3/23(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
3/24(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 51 |
2位 | シャルル・ルクレール | 47 |
3位 | セルジオ・ペレス | 46 |
4位 | カルロス・サインツ | 40 |
5位 | オスカー・ピアストリ | 28 |
6位 | ランド・ノリス | 27 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 18 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 16 |
9位 | ランス・ストロール | 9 |
10位 | ルイス・ハミルトン | 8 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 97 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 93 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 55 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 26 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 25 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 6 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 4 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |
第3戦 | オーストラリアGP | 3/24 |
第4戦 | 日本GP | 4/7 |
第5戦 | 中国GP | 4/21 |
第6戦 | マイアミGP | 5/5 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |