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スペインGP開幕、まずは跳ね馬がワンツー発進

2013年5月10日

LAT

 F1第5戦スペインGPのフリー走行1回目が現地時間10時(日本時間17時)より行われ、フェラーリのフェルナンド・アロンソがトップタイムをマークした。

 フライアウェイの開幕4戦を終えて、ヨーロッパラウンドへと突入したF1戦線。舞台となるスペイン・バルセロナのカタルニア・サーキットには、各チームともアップグレードパーツを持ち込んできた。

 ピレリは、このスペインGPにミディアムタイヤ(ホワイト)とハードタイヤ(オレンジ)を採用。ハードタイヤは12年型に近い作動温度領域の広いものへと性能を変更させている。また、通常のタイヤセットとは別に、金曜日のみ使用出来る耐久性の高いプロトタイプのタイヤが、各チームに1セットずつ追加で供給されている。

 好天のもとドライコンディションで推移することの多いバルセロナだが、開始前に雨が降った影響で、このセッションは曇り空の中ウエット路面で展開した。開始時の気温は17度、路面温度は18度。

 ピレリから追加のタイヤセットが供給されていたものの、ウエット路面のため終盤まではすべてのマシンがセミウエット用のインターミディエイトタイヤで走行したこのFP1。ドライタイヤが登場したのはセッション残り20分を切ってからだった。

 走行ライン上はほぼドライコンディションとなっていたものの各車インターミディエイトで走行を続ける中、トロロッソのジャン−エリック・ベルニュがプロトタイプタイヤを装着して走行を開始すると、それを見届けた各チームもハードタイヤやプロトタイプを履いて続々とコースイン。チェッカーフラッグに向けて続々とタイムが更新されていき、ハードを履いたアロンソが最後のパフォーマンスランで1分25秒252のトップタイムをマークした。2番手にはフェリペ・マッサがつけ、過去7勝とこのコースの最多勝利記録を持つフェラーリがワンツー発進を決め、アロンソも地元で幸先の良いスタートを切った。

 スペインGPでアップデートを行うと公言していたマクラーレンは、他チームが20周前後を周回する中、2台とも1ケタ台の周回しかせず、ジェンソン・バトンはタイム計測も行わなかった。

 カラーリングがよりシルバーになるという話が出ていたメルセデスは、マシンカラーが若干明るくなり、エンジンカウルにメルセデスの“スリーポインテッドスター”が大きく掲げられるデザインへと変更された。

 また、バーレーンGPではアップグレードのないマシンをドライブしてマシンの素性を探ったケータハムのリザーブドライバー、ヘイキ・コバライネンは今回、導入が噂されていた段差を覆い隠す“バニティパネル”を装着して走行、新パーツの感触を確かめた。




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