ハミルトン、マシンの基本デザインに疑問も

Sutton

　ルイス・ハミルトンは、タイトルの可能性を維持し続けるには、マクラーレンのマシンのペースを大幅に向上させる必要があると述べた。彼は、マクラーレンはMP4-27の基本デザインで間違いを犯したかもしれないと示唆している。

　地元イギリスGPでマクラーレンはライバルたちと戦えるだけの速さを発揮できなかった。ハミルトンは予選決勝ともに8位に終わり、ドライバーズランキングで、首位のフェルナンド・アロンソと37ポイント差の4位に後退した。マクラーレンはコンストラクターズランキングでは4位に落ちている。

「僕らはまだタイトル争いの中にいる。でも何かを見つけ出せなければ、このまま争いに加わり続けるのは難しくなるだろう」とイギリスGP後にハミルトンが述べたとsky sportsが伝えた。
「いつもどおり僕は全力でレースをしたけれど、全体的に速さがなかった。ホームグランプリだからもっといい結果が出せればよかったのにと思う。でもライバルたちは明らかに一歩前進していて、僕にとっては本当に難しいレースになった」

「どこかから大きなタイムを見つけてこなければならない。どこかから大量のダウンフォースを見つけてくる必要がある」
「どこで見つけられるのか僕には分からないけれど、チームが見つけてくれるよう祈っている」

　自分たちは挽回できると述べるハミルトンだが、マクラーレンがライバルたちと異なりステップドノーズを使用していないことが後れをとっている原因かもしれないと示唆している。

　マシンの基本的な部分がよくないのだと思うかと聞かれ、ハミルトンは「僕はそういう表現はしないが君たちがそういう言葉を使うのは自由だ」と答えたとDaily Mailは伝えている。

「それぞれのマシンを詳しく見てみなければならない。他のマシンを見ると、僕らのマシンと彼らのマシンは違ってみえる」
「全く違っている。僕は空力専門家じゃないけど、あっちには何かがあるに違いない。僕らはこのマシンのためにも来年のマシンのためにも、それを研究していく」

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