最新記事
- 松田次生のF1目線:モナコでは消極的な作戦も...
- クラッシュ前からオコン放出を決めていたアル...
- 2024年F1第9戦カナダGP TV放送&タイムスケ...
- マクラーレンF1リザーブの平川亮が2022年型マ...
- レッドブルF1、セルジオ・ペレスとの契約を2...
- パドック裏話:ピアストリ、ファンに対する生...
- ピレリ、モナコGPなど2025年の市街地戦により...
- アストンマーティンF1がフェラーリのテクニカ...
- フォードのモータースポーツ責任者がGM/キャ...
- 【F1第8戦無線レビュー】「その言葉を待って...
- エステバン・オコン、2024年シーズン限りでア...
- 【F1チーム代表の現場事情:バスール/フェラ...
フェラーリF1、シェルの協力の下、エンジン出力を大幅に向上。信頼性には懸念も、メルセデス方式で積極的に戦うか
2022年1月10日
スクーデリア・フェラーリは、燃料およびオイルパートナーであるシェルの協力のもと、2022年シーズンへの準備を順調に進めているようだ。
2022年F1では、1.6リッターV6ターボハイブリッドの規則は継続され、パワーユニット(PU)については大きな変更はないが、燃料はバイオエタノールの割合が10パーセントに引き上げられた『E10燃料』に切り替わる。これによりICE(エンジン)のパワーが20bhpほど低下するものと考えられている。
2021年からフェラーリとシェルはこれについての対策に取り組み、すでにパワーロスをすべて取り戻すことができたと、スクーデリアの関係者は認めている。
チーム代表マッティア・ビノットは、「2022年最初の時点からメルセデスおよびレッドブルと対等に戦えると考えるのは甘すぎる」と発言した。しかしながら、シャシーのCFDおよび風洞のデータ、パワーユニットのダイナモ上のデータは、ある程度楽観視することが可能な根拠を与えるものだと考えられている。
2022年F1には新たな技術レギュレーションが導入され、すべてのチームが独自の解釈でニューマシンの設計を行うため、シャシーについて力関係を予測することは難しい。しかしフェラーリは、パワーユニットに関しては強い自信を持っている。2021年クリスマス前の時点で、3月のホモロゲーション時の目標として定めた出力の値を超えていたというのだ。
“スーパーファスト”と呼ばれる新エンジンの出力の大幅な向上を助けているのは、シェルが開発した新しいバイオ燃料と、パワーユニット責任者エンリコ・グアルティエリの右腕として働くウォルフ・ジマーマンのチームが取り入れた大胆なアイデアであると、フェラーリ関係者は明かしている。
スクーデリアはパワーユニットのパフォーマンスは期待以上の進歩を遂げていると考えているが、一方で信頼性にはまだ懸念を感じている。1シーズンを、エレメント交換によるペナルティを避けて乗り切れると自信を持てるレベルではないためだ。
しかしフェラーリ内では、規則で定められた基数を超えたパワーユニット交換を行うことになっても、シーズン序盤からパワーユニットのパフォーマンスを積極的に利用していくという意向が強まってきている。メルセデスが2021年に証明したとおり、高いパフォーマンスがあれば、エンジンペナルティを戦略的に乗り切っていくことが可能であるからだ。
(Grandprix.com)
関連ニュース
5/24(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
5/25(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
5/26(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 169 |
2位 | シャルル・ルクレール | 138 |
3位 | ランド・ノリス | 113 |
4位 | カルロス・サインツ | 108 |
5位 | セルジオ・ペレス | 107 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 71 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 54 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 42 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 33 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 276 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 252 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 184 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 96 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 44 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 24 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |