可夢偉「決勝のペースは良かったです。マシンが壊れてなければもっと良かったはず」
2012年3月18日
Sauber
開幕戦オーストラリアGP 小林可夢偉 決勝=6位
──開幕戦から入賞、おめでとうございます。
「なぜかコンストラクターズ3位という笑える結果ですけど(笑)、チームとしては2台ともポイントが獲れて良い結果でしたね。良いシーズンのスタートが切れたと思います」
──最終ラップは何が起きたんですか?
「いっぱいありすぎて分からないんですけど(苦笑)、まずマルドナドがクラッシュして黄旗が出ていて、そこでセルジオ(・ペレス)が破片を踏まないようにと減速したんです。そうしたら後ろのみんなが詰まってしまった。次のコーナー(ターン9)で彼がミスをしてロズベルグに抜かれて、フロントウイングで当たってロズベルグをパンクさせて。それで2台ともシケイン(ターン11〜12)をショートカットしたんですけど、僕はそのまま普通に走って、裏ストレートでKERSを使って抜いて終わり、という感じです。僕は後ろも気にしなきゃならないしね、ライコネンが来てたから」
──ライコネンとのバトルは長かったですね。
「レースのほとんどじゃないですか? 長かったけど、セーフティカーがなかったら多分抜けてませんでしたね。タイミングとしては(セーフティカーでギャップを失って)運が悪かったんですけど、運が良かったり悪かったりでした。ポイントが獲れて良かったと思うしかないですね」
──クルマには前後ウイングともダメージがありましたね。
「ターン1でインにマッサが飛び込んできて、アウト側からは誰かが突っ込んで来て、その後セナが僕の横に突き刺さりそうになって、それはうまく避けたんですけど、後ろから当てられてリヤウイングが壊れてしまった。
1コーナーを曲がった瞬間にミラーを見て、気付きました。『なんでここで壊れてんの?』という状態でした。犯人は同じチームの方(ペレス)ですね。僕がスピンしていたセナを避けていた間に、あのあたりはゴチャゴチャになっていました。僕の周りは血の気の多いヤツらばっかりで、『こいつら当てるつもりで来たやろ』というくらいの勢いで突っ込んで来て、僕は行き場を失ってしまった。よくあそこで避けられて当たらずに済んだなと思いますね。リヤウイングだけで済んで良かったなっていうくらいです」
──マシンの挙動はおかしくなった?
「フリー走行で重い状態で走った時と感覚は全然違っていたし、悲惨な状態でレースをスタートすることになって、今回はちょっと厳しいかなと思ってたんですけどね。クルマとしては良い状態ではなかったんですけど、結果的にこのポジションで帰ってこられて良かったです。何もなく普通に走れていたら、もっと良いところで戦えていたかもしれませんね。
そういう意味では運もあったし、順位的には十分に満足できるし、ポジティブに来週のマレーシアに向かえるかなと思います」
──開幕戦を終えて、マシンの手応えは得られた?
「決勝のペースは良かったです。マシンが壊れてなければもっと良かったはずやし、何もなければアロンソの前でしたね。今後も予選から前に行ければ、もっと良い戦いができるんじゃないかと思います」
開幕戦オーストラリアGP 小林可夢偉 決勝=6位
──開幕戦から入賞、おめでとうございます。
「なぜかコンストラクターズ3位という笑える結果ですけど(笑)、チームとしては2台ともポイントが獲れて良い結果でしたね。良いシーズンのスタートが切れたと思います」
──最終ラップは何が起きたんですか?
「いっぱいありすぎて分からないんですけど(苦笑)、まずマルドナドがクラッシュして黄旗が出ていて、そこでセルジオ(・ペレス)が破片を踏まないようにと減速したんです。そうしたら後ろのみんなが詰まってしまった。次のコーナー(ターン9)で彼がミスをしてロズベルグに抜かれて、フロントウイングで当たってロズベルグをパンクさせて。それで2台ともシケイン(ターン11〜12)をショートカットしたんですけど、僕はそのまま普通に走って、裏ストレートでKERSを使って抜いて終わり、という感じです。僕は後ろも気にしなきゃならないしね、ライコネンが来てたから」
──ライコネンとのバトルは長かったですね。
「レースのほとんどじゃないですか? 長かったけど、セーフティカーがなかったら多分抜けてませんでしたね。タイミングとしては(セーフティカーでギャップを失って)運が悪かったんですけど、運が良かったり悪かったりでした。ポイントが獲れて良かったと思うしかないですね」
──クルマには前後ウイングともダメージがありましたね。
「ターン1でインにマッサが飛び込んできて、アウト側からは誰かが突っ込んで来て、その後セナが僕の横に突き刺さりそうになって、それはうまく避けたんですけど、後ろから当てられてリヤウイングが壊れてしまった。
1コーナーを曲がった瞬間にミラーを見て、気付きました。『なんでここで壊れてんの?』という状態でした。犯人は同じチームの方(ペレス)ですね。僕がスピンしていたセナを避けていた間に、あのあたりはゴチャゴチャになっていました。僕の周りは血の気の多いヤツらばっかりで、『こいつら当てるつもりで来たやろ』というくらいの勢いで突っ込んで来て、僕は行き場を失ってしまった。よくあそこで避けられて当たらずに済んだなと思いますね。リヤウイングだけで済んで良かったなっていうくらいです」
──マシンの挙動はおかしくなった?
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そういう意味では運もあったし、順位的には十分に満足できるし、ポジティブに来週のマレーシアに向かえるかなと思います」
──開幕戦を終えて、マシンの手応えは得られた?
「決勝のペースは良かったです。マシンが壊れてなければもっと良かったはずやし、何もなければアロンソの前でしたね。今後も予選から前に行ければ、もっと良い戦いができるんじゃないかと思います」
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9/21(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
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※シンガポールGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
※シンガポールGP終了時点
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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