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メカUPDATE:ディテールを見直した空力は、フェラーリ復調に貢献したのか
2016年6月16日
メルセデスほど大がかりではないものの、フェラーリもF1カナダGPにアップグレード・パッケージを持ち込んでいた。事前の噂ではノーズが新しくなると言われていたが、そもそも“煙幕”だったようだ。
フェラーリがモントリオールで走らせたクルマは、フロントウイングのディテールに変更があり、フロントブレーキダクトとサイドポッドの出口部分にも手が加えられていた。さらに、リヤサスペンションまわりが変わり、エンジンの開発トークンを使ってターボチャージャーの設計も変更されている。
フロントウイングでは「r」形状の旗のようなベーンが追加され、その上端にはV字形の切り込みが復活した。こうした切り込みは、ロシアGPでフラップのデザインが変更されて以来、フロントウイングからは姿を消していたものだ。
エンドプレート外側の小さなフィンも変わっており、全長にわたってではなく、前半部分のみがエンドプレートに接している。こうしたフロントウイングの小変更と併せて、フロントブレーキダクトは空気の取入口の形状が新しくなり、その後方に取りつけられたフィンの配置も変わった。もっとも、いずれも大きな進化ではなくディテールの手直しにとどまる。
特にモントリオールに照準を合わせたと思われるのは、予想される涼しめのコンディションに適応しつつ、ドラッグの軽減を狙ったサイドポンツーン後端の形状変更だ。サイドポッド後端の上部をカットし、ボディワーク内側に少し段差をつけたパネルを設けたもので、カットすることによって低くなったサイドポッドから、パネルがホットエアを導き出す働きをしているようだ。
(Translation:Kenji Mizugaki)
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています
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※シンガポールGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
※シンガポールGP終了時点
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
2024年F1カレンダー
第18戦 | シンガポールGP | 9/22 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
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