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メカ:フェラーリ、大型アップデートの効果は?
2015年5月12日
フェラーリはスペインGPで大がかりなアップデートを行ってきた。最も目につくのは、サイドポンツーンの形状だ。これまで上面は丸みを帯びた、ややフラットなフォルムをしていたのに対して、新型では途中でに段差を設けて外側が一段低い形状に変更した。サイドポンツーン入口を覆うように取りつけられていた逆L字型のバーティカルフィンは、サイドポンツーンの段差部分で2分割された(写真:黄色い矢印と水色の矢印の部分)。この分割によって、段差部分に流れる空気の流れを変え、サイドポンツーン上面を流れる空気が、できるだけ剥離しないよう工夫しているものと考えられる。
ただしスペインGP初日は風の影響もあり、フェラーリは新仕様のメリットをコース上で確認することができなかった。リスクを考えて、2日目はセバスチャン・ベッテルのみが新しい仕様を試し、キミ・ライコネンは従来の空力パッケージで戦うことを選択。結果は新仕様のベッテルがコンマ8秒ほど速く、ライコネンはタイヤウォーマーの事故でミディアム1セットを失うというトラブルにも見舞われ、予選7位に終わった。
そのような状況にもかかわらず、ライコネンはポジションを上げて5位でフィニッシュ。ベッテルはスタートで2位に浮上したが、新仕様のマシンでもハードタイヤを使いこなせず、3位がやっとだった。フェラーリのアップデートの真価は、まだ未知数と言うしかない。
(尾張正博)
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※オーストリアGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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※オーストリアGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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