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「マグヌッセンは悪くないとFIAも認めている」

2014年7月23日

Sutton

 マクラーレンのレーシングディレクター、エリック・ブーリエは、ドイツGPのクラッシュについて、ケビン・マグヌッセンに全く非はないのはFIAのレポートを見れば明らかだと断言した。

 ドイツGPのスタート直後、フェリペ・マッサとマグヌッセンは接触、マッサのマシンが一時引っくり返るほどの事故になった。幸いふたりにけがはなく、マグヌッセンはレースを続行したが、マッサはその場でリタイアとなった。

 マッサは自分が前に出ていたためマグヌッセンが引くべきだったと強く主張しているが、レーススチュワードはマッサのドライビングに関してのみ審議を行っている。それこそがマグヌッセンは100パーセント悪くないことの証明であると、ブーリエは述べた。

「スチュワードのレポートには、フェリペのドライビングのことしか書かれていない」とブーリエは火曜に行われたマクラーレンのインタビューイベントにおいて語った。

「ドライビングの振る舞いに関する審議を行った結果、彼らはフェリペにペナルティを科さないと決めた。しかしレポートにおいて、ケビンは100パーセント潔白であるということが明らかにされている」

 決勝後にスチュワードから発行されたレポートには、マグヌッセンのドライビングについての言及はなく、マッサの行動に関する分析のみが記されていた。FIAは、マッサは「#77(バルテッリ・ボッタス)に集中しており、#19(マッサ)による#20(マグヌッセン)への故意のターンインはなかった」と判断、マッサにペナルティを科さなかった。




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