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日本GP編:息詰まるバトンとの3位攻防戦を分析

2012年10月9日

小林可夢偉:予選4位/決勝3位

 素晴らしい走りでした。可夢偉のタイヤと、追い上げるバトンのタイヤの状況が分かっていた人は、最後の5〜6周をはらはらしながら見たことでしょう。
 31周目、新品のハードタイヤに履き替えた可夢偉は、前を走るマッサを追い掛けるためプッシュし、セクター1で区間ベストを記録するなどしました。ああいう走りをするとタイヤの持ちが悪くなる。
 ところが、その後、可夢偉は我慢の走りに転じました。バトンは可夢偉の4周後にタイヤを履き替えている。そのうえ、可夢偉とは対照的にゆっくりしたペースで入りました。タイヤ的には有利な状況です。
 可夢偉はあのまま無理を重ねていたら、タイヤをだめにしていたかもしれません。

 ところが、途中でタイヤをもたせる走りに切り換え、いよいよバトンが迫ってきた時点で再びプッシュし、追撃をしのぎました。このとき、DRSが使用可能になる1秒以内にバトンを入れなかったのが良かった。
 本当にぎりぎりのつらい戦いだったでしょうが、そういうシビアな状況をコントロールできるのが可夢偉。スタートの瞬間からゴールの瞬間まで、状況を冷静に見極めながらの走りでした。見事な3位だったと思います。




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