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マクラーレン・ホンダ密着:ほぼ実力通りの結果で2台がQ3進出、今季初のダブル入賞を狙う

2017年7月30日

 第6戦モナコGPに続いて、2台がそろってQ3に進出した。2台がQ2を通過するのは、今シーズン2度目だが、モナコGPではQ2でストフェル・バンド―ンがクラッシュしてQ3には出走できなかった。また予選9位に入ったもう1台はフェルナンド・アロンソの代役として出場していたバトンで、しかもパワーユニット交換によるペナルティが科せられることが決定していたため、喜びは半分といった状況だった。

 今回はクラッシュすることもなければ、パワーユニットのペナルティもない。長谷川祐介総責任者も「ほぼ実力通りの結果」と、ひと安心の様子だった。

 マクラーレン・ホンダにとって、予想外だったのはルノーの1台、ヒュルケンベルグの速さだったのではないだろうか。

 初日にマクラーレン・ホンダをしのぐ7番手のタイムをマークしていたニコ・ヒュルケンベルグのスピードは、一日経った土曜日になっても衰えることなく、Q1でもマクラーレン・ホンダの2台を上回る7番手をキープしていた。

 アロンソも、金曜日の夜に変更したセットアップに満足していた様子で、土曜日はフリー走行3回目から調子が良かった。

 しかし、Q2でもアロンソはヒュルケンベルグに遅れをとったまま、Q3を迎えることとなった。しかし、Q3の1回目アタックでもアロンソはコンマ1秒、ヒュルケンベルグに及ばなかった。

 このとき長谷川総責任者は「フェルナンドなら、ここで神アタックを見せて、上に行ってくれるのでは?」と期待したという。





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