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F1カナダGP フリー走行1:アロンソがマシントラブルでストップ、トップタイムはハミルトン
2017年6月10日
6月9日現地時間午前10時、F1カナダGPのFP1が始まった。好天に恵まれた前日とは打って変わって金曜は朝から空は雲に覆われ気温は21度、路面温度は27度までしか上がっていないが、空の一部には青空も覗いている。
FP1の前にはフェラーリチャレンジのフリー走行が20分間行なわれたのみで、路面はかなりダスティ。しかし午後には降水確率がやや高くなっていることもあり、各チームがどのようにプログラムをこなしてくるか興味深い。
期待されたホンダのアップデートは準備が整わず、投入は見送られた。メルセデスAMGのカスタマーであるフォース・インディアとウイリアムズはここで今季2基目のICEとTC、MGU-H、MGU-Kを投入、トロロッソのダニール・クビアトは3基目のICEとTC、MGU-H投入となっている。
どのチームもカナダGP仕様の低ドラッグ空力パッケージを持ち込んでおり、気流センサーやフロービズで空力データの確認を行なっている。開始から3分を過ぎたところでインストレーションチェック中のカルロス・サインツJr.がターン10を立ち上がったところで「エンジントラブルだ」とリヤから白煙を上げてストップしてしまった。
10時17分には走行を開始したキミ・ライコネンがターン7の立ち上がりでホイールスピンさせてリヤを失いスピン。10時24分にはターン1〜2でリヤが流れたセバスチャン・ベッテルもスピン。
しかし、両者ともにマシンにダメージを負うことなく走行を再開した。持ち込みのタイヤ選択数が分かれているだけに最初の40分間の使用タイヤもソフトからウルトラソフトまでまちまちだが、この寒さとスムーズな路面のため、各車ともタイヤとブレーキのウォームアップには苦労している。
10時32分にはニコ・ヒュルケンベルグもターン7でスピン、11時26分にはエステバン・オコンもターン6でリヤが流れてスピンを喫したがこちらも走行を続けることができた。終了直前にはルイス・ハミルトン、キミ・ライコネンらがのブレーキングでタイヤをロックさせてランオフエリアをカットする場面もあった。
最初の40分間でトップに立ったのはメルセデスAMG勢。1セット目の10周走行後にマシンを降りていたフェルナンド・アロンソは11時にようやくマシンへと戻る。
しかし、走行再開直後の11時11分にターン8〜9をショートカットしターン10にストップ。ハイドロ系の油圧低下で「ニュートラルになったみたいにギヤが滑って、ステアリングももの凄く重い」と訴えてエンジニアから「すぐに止めてくれ」と指示をされた。
一方、バルテリ・ボッタスはピットイン時に激しくロックアップさせたことで右フロントタイヤにフラットスポットを作ってしまい、ここでFP1の走行を切り上げることになった。
90分間の走行を終えて、トップタイムはハミルトンの1分13秒809。2番手にベッテルが0.198秒差、3番手にはボッタスが0.237秒差で続いた。2強チームの後方にはレッドブルを上回りフォース・インディア勢が入り、ノーズの新型カメラステーをトライしたストフェル・バンドーンは11番手タイムを記録している。毎年荒れることが多いカナダGPだが、FP1は1台もクラッシュなく終了している。
(Mineoki Yoneya)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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