Toro Rosso関連記事
F1 Topic:ロシアGPでホンダの新PU『スペック3』投入、燃焼系の性能向上など各種アップデート
2018年9月28日
ついにホンダが第16戦ロシアGPで最後のジョーカーを切ってきた。パワーユニット『スペック3』の投入だ。
ホンダは公式にはスペック3という名称は使用していないが、第7戦カナダGPに投入したパワーユニットを『スペック2』と呼んでおり、田辺豊治F1テクニカルディレクターも今回のアップデートバージョンを「スペック2の次」と語っていることからも、スペック2.5というような中途半端なアップデートではなく、スペック3と呼んでいいだろう。
では、今回ホンダはどこをアップデートしてきたのか。それは、ICE(エンジン本体)とMGU-H(熱エネルギー回生)、そしてターボだ。「ICEは燃焼系の性能向上を目指したもので、MGU-Hを見て、弱そうなところを改善し、ターボも詳しくは言えませんが、信頼性向上を図って部品を変えてた」(田辺TD)という。
もちろん、このスペック3はピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーの2台のマシンに搭載される。
ただし、その仕様は微妙に異なる。1台のマシンにはES以外の5つのコンポーネントを新品した仕様が搭載され、もう1台のほうにはES(エネルギー・ストア)とCE(コントロールエレクトロニクス)以外の4つのコンポーネントを新品した仕様だ。なお、ESとCEは今回、アップデートはされていない。
なぜ、このタイミングでアップデートを入れてきたのか。田辺TDは次のように答えた。
「このタイミングというのは、それなりのパフォーマンスアップが確認されたことは確かですが、鈴鹿も当然、視野に入れた決断です。やはり、鈴鹿にぶっつけ本番では臨みたくはなかった。われわれにとっては、やはり日本GPというのは大きいですから」
スペック3は、ある意味、「鈴鹿スペシャル」とも言えるパワーユニット。ロシアGPから、トロロッソ・ホンダはすでに鈴鹿へ向けた戦いが始まっている。
(Masahiro Owari)
関連ニュース
9/20(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
9/21(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
9/22(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第18戦 | シンガポールGP | 9/22 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |