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ホンダ密着:もう簡単に抜かれない、F1最高のデプロイで昨年のトラウマを払拭
2016年9月3日
モンツァに来て、マクラーレンのモーターホームに入ったとき、最初に蘇ったのは1年前の記憶だった。新井康久(本田技術研究所取締役専務執行役員四輪レース担当)への口撃とも思える質問が相次いだ、あの記者会見のことである。
あれから、一年。日進月歩で進化するF1の世界では、時間の流れは想像以上に速い。特に昨年から今年にかけて、ホンダは大きく前進した。コンストラクターズポイントは13戦を終了した時点で、昨年の20戦で獲得した27点を大きく上回る48点を獲得。コンストラクターズ選手権では昨年の9位から現時点で6位につけている。
記録だけではない。ドライバーからの評価も昨年と今年では大きく異なっている。昨年はセッション中、ドライバーたちは無線でこう言って、パワーユニットのパフォーマンスに不満を述べていたものである。
「僕らはコーナーで0.2秒から0.3秒ロスしているが、ストレートではさらに3秒も差をつけられている」(フェルナンド・アロンソ)
しかし1年後、モンツァでFIAの記者会見に出席したジェンソン・バトンは、「いまのホンダのデプロイメントはF1でベストだと思う」と言い、次のように評価を続けた。
「昨年のここではストレートでほかのクルマを抑え続けることができなかった。でも、今年はデプロイメントが大きく改善されているので、その心配はなさそうだ。おそらく僕たちのデプロイはF1で最高だろう。だから、今年はモンツァにいい気分で乗り込んでいる」
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※シンガポールGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
※シンガポールGP終了時点
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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