2016年F1メキシコGPの土曜予選で、ハースF1のロマン・グロージャンは21位、エステバン・グティエレスは17位だった。

■ハースF1チーム
ロマン・グロージャン　予選＝21位
　何が起きているのか、実はよく分からない。マシンはFP1では良くて、午前中のFP3で最初に走った時にも問題はなかったのに、その後は行き詰まってしまった。明らかに何かがおかしいので、どうなっているのかをしっかり分析する必要がある。

　グリッド最後列なんて受け入れられない。トップスピードはいいのだが、グリップもバランスもなかった。マシンバランスが良ければ、グリップ不足でもなんとかして走ることができるけれど、両方だめだとできることは何もない。ひとつのコーナーではオーバステアが出て、次にはアンダーステアになってしまう。ここでは挙動がおかしいんだ。誰にとっても酷な週末ではあるけれど、復調できることを期待している。

（グティエレスのスピンを避けたことでQ1落ちしたと思うかと聞かれ）違う。あの時はチャージラップだった。すでにベストタイムは出し終わっていて、それ以上速く走れる見込みはなかった。

エステバン・グティエレス　予選＝17位
　僕らにとっては、かなり難しい週末となっている。予選に向けて簡単には行かないことは分かっていたけれど、僕はベストは尽くした。チームと最高のファンのために、すべてをまとめ上げようとして、限界を超えて走った。

　序盤のタイムは十分でない可能性があると知っていたので、積極的に行かなければならなかった。うまくいくこともあるし、そうでないこともあるが、少なくとも精一杯の走りはしたよ。マシンから降りた時には、あまり満足していなかったが、ピットレーンを歩いていたら皆が声援を送ってくれた。これほどの応援を受けられるのは素晴らしい気分だね。僕らのモチベーションに大いに高めてくれたことを、本当に感謝している。
　　

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