最新記事
- 【インタビュー】岩佐歩夢、F1マシンで初走行...
- 岩佐歩夢、FIA F2王者プルシェールらが登場。...
- 2023年F1第23戦アブダビGP決勝トップ10ドライ...
- 2023年F1第23戦アブダビGP決勝トップ10ドライ...
- ペナルティに不満のペレス、スチュワードを批...
- 【F1アブダビGP決勝の要点】熾烈な選手権争い...
- レッドブル&HRC密着:年間21勝、選手権1-2、...
- 【角田裕毅F1第23戦分析】“6位を取りに行くた...
- 【ポイントランキング】2023年F1第23戦アブダ...
- フェルスタッペン完勝。角田裕毅が初のドライ...
- 【正式結果】2023年F1第23戦アブダビGP決勝
- 【つぶやきグラ天】理不尽な罠
F1第16戦木曜会見:1年で最も過酷なシンガポール。一時的なレイアウト変更で4つのコーナーを廃止、負担軽減に繋がるか
2023年9月15日
今週末のF1第16戦シンガポールGPでは、ふたつの話題がクローズアップされた。まず周冠宇(アルファロメオ)の契約延長、そしてシンガポールのサーキットレイアウトが大きく変更されたことだ。
Q:周、アルファロメオとの来季契約が発表されました。感想は?
周:もちろん、とてもうれしく思っているよ。チームとは強い信頼関係で結ばれているし、彼らの野心的なプロジェクトに今後も参加できて最高の気分だ。マシンの弱点を改善し、すべてのストロングポイントを維持する。来年は僕のホームレースも復活する。もう2年も待っていたんだ
Q:特別なグランプリになりそうですね。
周:永遠に忘れられない週末になると思う。僕が初めてF1を観たのが、2004年の中国GPだった。それからちょうど20年経って、故郷に戻る。F1ドライバーとしてね。本当に凄いことだ
マリーナベイ市街地サーキットは今年、後半の4つの直角コーナーを廃止。ターン15からターン20(改修後はターン16に)が一気にストレートになる。この変更をシミュレーターで経験したドライバーの感想は、さまざまだった。
Q:新しいコースは、気に入りましたか?
マックス・フェルスタッペン:いいね。ブレーキングが減り、ステアリングを切る回数が減り、リラックスできるようになった
Q:技術的な面ではどうですか? タイヤへの負担は少なくなる?
フェルスタッペン:おそらく少しは負担が減ると思う。それがレースにも役立つといいね。DRSゾーンに入るかどうかにもよるけどね(注:ここはDRSゾーンには入らない予定)
対照的にモンツァの超高速コースで苦戦したアルピーヌのピエール・ガスリーは、悲観的な見方だった。
Q:コース変更は、助けになりそう?
ガスリー:僕らの場合、コーナーが多ければ多いほど有利になる。だから今回の変更は、正直あまり嬉しくない。でもシンガポールGP自体は、以前から大好きな週末だ。ふたつのシケインがなくなっても、大好きなコースであることに変わりはない。あまり大きなマイナスにならないことを、祈るばかりだよ
シンガポールといえば、ドライバーにとってシーズン中最も過酷なレースとしても有名だ。
Q:シンガポールはとても蒸し暑く、ドライバーはレース中に4リットルもの水分を失うと言われます。具体的に運転中の水分補給は、どうしていますか?
ケビン・マグヌッセン:高い湿度と暑さだけじゃなく、市街地コースなので休む暇がない。しかも低速なのでレース時間も2時間近くになる。ジムで日々タフに鍛えるのは、まさにこのレースのためと言っていいね。水分補給の面では、ドリンクはすぐに熱くなってしまう。だからレース序盤の15〜20分は冷たい水を飲めるけど、その後はお茶みたいに熱くて飲めなくなる。それに運転中は凄い前後G、左右Gで、コクピット内で振り回され続けてる。だからいっそう、液体を飲み込むのは難しくなる。飲み過ぎると、胃に負担もかかるしね。とにかくタフなレースだよ
ランス・ストロール:僕は最初から、お茶を飲んでる! 残り15〜20周で喉が渇くから、そこでお茶を飲むんだ。僕ももちろん鍛えてるけど、それでもシンガポールを完走するのは決して簡単じゃない。どんなにハードなトレーニングをしても、実際の運転が一番のトレーニングになる
ジョージ・ラッセル:間違いなく、シーズン中一番タフなコースだ。蒸し暑いこと、常にステアリングを切ってることが大きな要因だと思う。だからレイアウト変更で、楽になるだろうね。ただ市街地コースだから、スパやモンツァのように最高速度を出しても空気の流れがない。それも体がきつい要因のひとつだね。でも楽しいコースだよ
カルロス・サインツ:セーフティカーが何回か出てくれたら、バイザーを開けて風を入れられる。あとはお茶だね。ただあれはあくまで、水分補給のための飲み物だ。全然、美味しくない。暑さに苦しんでいるときに、飲みたいものじゃない
最後に、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)はこの週末に大記録がかかっている。
Q:日曜日の決勝レースで16周を走り終えれば、F1史上初めて10万kmを超えたドライバーになります。この記録はあなたにとってどんな意味があるのでしょうか?
アロンソ:これは確か、レースでの走行キロ数だよね。フリー走行や予選、テストはカウントされていない。たとえば僕がテストドライバーだった2002年シーズンだけでも、4万キロを走ったことを覚えている。そんな数字をすべて合わせれば、かなりの周回数になる
Q:10万kmどころか、100万kmも超えている?
アロンソ:わからない。ただF1マシンに限らなければ、オフロードも含めて相当の距離を走っている。ダカールだけで8、000km、それにテスト走行が10、000kmとかね。とにかく日曜日は、チェッカーフラッグを見られることを祈るっているよ
(取材・まとめ 柴田久仁夫)
関連ニュース
11/24(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
11/25(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
11/26(日) | 決勝 | 結果 / レポート |


1位 | マックス・フェルスタッペン | 575 |
2位 | セルジオ・ペレス | 285 |
3位 | ルイス・ハミルトン | 234 |
4位 | フェルナンド・アロンソ | 206 |
5位 | シャルル・ルクレール | 206 |
6位 | ランド・ノリス | 205 |
7位 | カルロス・サインツ | 200 |
8位 | ジョージ・ラッセル | 175 |
9位 | オスカー・ピアストリ | 97 |
10位 | ランス・ストロール | 74 |

1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 860 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 409 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 406 |
4位 | マクラーレンF1チーム | 302 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラ1チーム | 280 |
6位 | BWTアルピーヌF1チーム | 120 |
7位 | ウイリアムズ・レーシング | 28 |
8位 | スクーデリア・アルファタウリ | 25 |
9位 | アルファロメオF1チーム・ステーク | 16 |
10位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 12 |

第19戦 | アメリカGP | 10/22 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/29 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/5 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/18 |
第23戦 | アブダビGP | 11/26 |

