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【角田裕毅F1第15戦分析】異音、振動、パワーロスが発生しチームの母国レースを走れず。エンジンはこれから詳細な分析へ
2023年9月4日
今年のF1は5月に予定されていた第6戦エミリア・ロマーニャGPが雨のせいで中止となったため、イタリア・ファエンツァに本拠地があるアルファタウリにとって、今回の第15戦イタリアGPは待ちに待ったホームレースとなった。
そのホームレースに、アルファタウリのスタッフはイタリアのナショナルカラーである鮮やかなブルーを思わせる『アズーロ』を基調したおそろいのキャップをかぶって臨んでいた。
チーフレースエンジニアのジョナサン・エドルズは、日曜日の決勝レースを分析していた。
「モンツァは典型的な1ストップレース。どのドライバーも硬めのコンパウンドを選択するため、タイヤストラテジーも似通ってくる。そうなると、後方からスタートするドライバーが上位と異なるピットストップ作戦を採りづらくなる」
ただし、11番手からスタートする角田にチャンスがないわけではない。
「そこで重要となるのが、ピットストップ前後の走りだ。おそらく多くのドライバーがミディアムタイヤでスタートし、ハードタイヤに履き替える作戦を敷くだろう。ところが、ハードタイヤは温まりにくいという特性があるため、タイヤ交換したピットアウト後の数周はペースが上がらないことが予想される。そうなると、アンダーカットがしづらい。逆に相手がピットインした後もコースにとどまったほうが、オーバーカットしやすい」
角田裕毅(アルファタウリ)も「ミディアムタイヤでスタートした後、できるだけピットストップを遅らせる作戦を敷いていた」と言う。
ところが、角田はポイント獲得の期待がかかる11番手からフォーメーションラップのスタートを切ったが、グリッドに戻ってくる前、バックストレートでエンジントラブルに見舞われ、コース傍にマシンを止めてスタートする前にイタリアGPを終えた。
「最初にギヤボックスかエンジンかわからないんですけど、後ろの方から変な音がして、その後振動もしてきて、アクセルを踏んでも、パワーを失って、明らかに変な状態になったので自分の判断でクルマを止めました」(角田)
ホンダ・レーシングの折原伸太郎(トラックサイドゼネラルマネージャー)によれば、「データを見る限り、エンジンが壊れてしまったようです。詳細な分析はこれから戻ってきたクルマを見て、それからHRC Sakuraに戻して確認しないとわかりません」と言う。
「ミディアムタイヤでいいペースで走ることができたと思うので残念です」と語る角田。折原GMも「その可能性は大きかっただけに、(角田選手には)非常に申し訳ないことをしました」と謝罪するしかなかった。
(Masahiro Owari)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 99 |
2位 | ランド・ノリス | 89 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 87 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 73 |
5位 | シャルル・ルクレール | 47 |
6位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 38 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 31 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 20 |
9位 | エステバン・オコン | 14 |
10位 | ランス・ストロール | 10 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 188 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 111 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 89 |
4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 78 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 25 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 20 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 10 |
8位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 8 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 6 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 6 |

