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F1シートを失ったデ・フリースが沈黙を破る「機会をくれたレッドブルに感謝。夢が終わったことは辛いが、前を向いて進む」

2023年7月20日

 F1イギリスGP後にスクーデリア・アルファタウリのシートを失ったニック・デ・フリースが、初めてコメントを発表した。


 2023年にアルファタウリからF1フルシーズンデビューを果たしたデ・フリースだが、チームメイトの角田裕毅とのパフォーマンス差が縮まらず、苦労していた。レッドブルは、F1ハンガリーGPから、デ・フリースの代わりに、サードドライバーのダニエル・リカルドを乗せることを決め、デ・フリースは今季10戦を戦ったのみで、F1シートを失った。


 デ・フリースは、2019年FIA F2でチャンピオンになったが、F1昇格のチャンスがなく、フォーミュラEに参戦、2020-21シーズンにタイトルを獲得した。その後もメルセデス傘下でF1参戦のチャンスを探り続け、2022年、F1イタリアGPでウイリアムズのアレクサンダー・アルボンの代役としてF1デビュー。いきなり入賞を果たしたことで、大きな注目を集め、レッドブルが2023年のレースドライバーとして獲得した。


 しかしレッドブルのモータースポーツコンサルタント、ヘルムート・マルコによると、最初の10戦のなかで大きな改善が見られなかったため、デ・フリースをシーズン途中で解雇することを決めたということだ。

2023年F1第7戦モナコGP ニック・デ・フリース(アルファタウリ)
2023年F1第7戦モナコGP ニック・デ・フリース(アルファタウリ)


 7月11日に解雇が発表されて以来、沈黙を守ってきたデ・フリースが、19日、Instagramを通して次のようなコメントを発表した。


「僕からのひと言。最近の出来事の後、ソーシャルメディアから離れて、自分のための時間を取ることにした。今後もそうするつもりだ」


「夢を実現する機会をくれたレッドブルとスクーデリア・アルファタウリに感謝したい。もちろん、長い間夢見ていたF1のチャンスが早々に終わってしまったことに、痛みを感じる。けれども人生は目的地ではなく、旅であり、時には自分の望む場所にたどり着くために困難な道を歩まねばならないこともある」


「僕は恵まれた生活に感謝し、自分たちの旅と家族を誇りに思っている。これはひとつの経験に過ぎない。ここから前に進み、次の章を楽しみにしている」


「この一週間、親切な励ましのメッセージをくれた皆さんに感謝したい。皆さんが応援してくれていることを知って、心が温かくなった」


 シート喪失後、デ・フリースが語ったとされる発言を報じるメディアがあり、そのなかには、2025年にマックス・フェルスタッペンのチームメイトになることが約束されていたと彼が述べたというものもあった。しかしデ・フリースはこういった報道は虚偽であるとして否定した。


「先週、僕の発言についての興味深い記事を見た。僕はどのメディアとも話していないということをはっきりさせておきたい」


「しばらくの間は、自分の時間を楽しむつもりだ。皆さんにとって素敵な夏になりますように」



(autosport web)


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