F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

レッドブル&HRC密着:前戦とは特性の異なるマイアミ。市街地コースで強さを見せるペレスは初日4番手

2023年5月6日

 レッドブルがF1第5戦マイアミGPに新しいカラーリングのマシンを登場させた。これは今年の2月にアメリカのニューヨークで開催した2023年型マシンのリバリー発表会イベントで公表していた、アメリカで行われる3戦で使用するカラーリングをファンから募集するという企画の第1弾となる。

レッドブル&HRC密着
2023年F1第5戦マイアミGP 特別カラーリングのRB19


 そのマシンを駆るマックス・フェルスタッペンも、このマイアミGPにスペシャルカラーリングにしたヘルメットを持ち込んだ。


 マネージャーのレイモンド・フェルムーレンによれば、「ペインティングしたのは、ミハエル・シューマッハーやセバスチャン・ベッテルのヘルメットも手がけていたドイツにあるイエンツ・ムンゼア・デザイン(JMD)だが、マックスはデザインは自分の会社であるフェルスタッペン・ドットコムで行っている」と言う。そのフェルスタッペン・ドットコムが採用した今回のデザインは、「基本的なデザインはそのままにして、色合いをマイアミ仕様に変更し、ターコイズブルーを多用した『マイアミ・ヘルメット』だ」とフェルムーレンは語る。

マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
2023年F1第5戦マイアミGP 特別カラーリングのヘルメットを着用するマックス・フェルスタッペン(レッドブル)


 そのスペシャルカラーのヘルメットをかぶったフェルスタッペンは、フリー走行1回目こそ、滑りやすい路面に手こずって4番手に終わったが、路面が改善したフリー走行2回目になると本領を発揮。2番手のカルロス・サインツ(フェラーリ)にコンマ3秒の差をつけて、トップで初日を終えた。


 一方、セルジオ・ペレスはフェルスタッペンからコンマ4秒遅れの4番手に終わった。直前のアゼルバイジャンGPで優勝したペレスは、市街地コースでの強さを披露し、キング・オブ・ストリートの称号を手にしたばかり。マイアミ・インターナショナル・オートドロームもバクー・シティ・サーキットと同じコンクリートウォールに囲まれたストリートコースだが、チーム関係者によるとコース特性は異なるという。バクーがストレートと直角コーナーが多いのに対して、マイアミはストレート以外に多くの中速から高速コーナーがあるからだ。

セルジオ・ペレス(レッドブル)
2023年F1第5戦マイアミGP セルジオ・ペレス(レッドブル)


 そのため、クルマに求められるバランスも違い、ドライビングも変わる。安定したリヤエンドを好むペレスよりも、リヤが多少ルーズでも乗りこなせるフェルスタッペン向きだという。


 キング・オブ・ストリートにとって、マイアミのサーキットは本物の市街地コースというよりも、市街地コースという名のパーマネントコースに近いと感じているのかもしれない。



(Masahiro Owari)




レース

5/17(金) フリー走行1回目 20:30〜21:30
フリー走行2回目 24:00〜25:00
5/18(土) フリー走行3回目 19:30〜20:30
予選 23:00〜
5/19(日) 決勝 22:00〜


ドライバーズランキング

※マイアミGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン136
2位セルジオ・ペレス103
3位シャルル・ルクレール98
4位ランド・ノリス83
5位カルロス・サインツ83
6位オスカー・ピアストリ41
7位ジョージ・ラッセル37
8位フェルナンド・アロンソ33
9位ルイス・ハミルトン27
10位角田裕毅14

チームランキング

※マイアミGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング239
2位スクーデリア・フェラーリ187
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム124
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム64
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム42
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム19
7位マネーグラム・ハースF1チーム7
8位BWTアルピーヌF1チーム1
9位ウイリアムズ・レーシング0
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/19
第8戦モナコGP 5/26
第9戦カナダGP 6/9
第10戦スペインGP 6/23
第11戦オーストリアGP 6/30
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.5 第5戦中国GP & 第6戦マイアミGP