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フェルスタッペン、スプリント導入とフォーマット変更に強い反発「この傾向が続くなら、F1に長くはとどまらない」
2023年4月10日
マックス・フェルスタッペンは、F1がシーズン中にスプリントレースや予選セッションを増やす方向に向かっていることに強く反対しており、それによって自分はスポーツへの情熱を失ってF1から去ることになりかねないと明言した。
スプリントフォーマットはレースウイークをよりエキサイティングにする手段として導入された。従来の予選に代わり、土曜日の30分間のスプリントレースで日曜日のメインのグランプリのグリッド順を決定する。
今年はスプリントレースの週末が6回あり、その最初のグランプリは次戦のアゼルバイジャンGPだ。バクーでは、フォーマットを変更するという提案がなされており、金曜予選は日曜決勝のグリッドを決め、土曜FP3をスプリントのための予選に置き換えることになるかもしれない。
現世界チャンピオンのフェルスタッペンはこの流れをよく思っていない。
「僕はメインのレースだけで満足だ。その方がより盛り上がると思う」とオーストラリアGPの金曜日にフェルスタッペンは『Sport TV』に語った。
「もちろん変化が多すぎないことを望んでいる。そうでないなら、僕がここに長くいることはないだろう」
2028年までレッドブルとの契約を結んでいるフェルスタッペンは、オーストラリアGP予選後のFIA公式記者会見で、さらにスプリントへの反対の姿勢を示した。
F1コミッションと各チームのスポーティングディレクターたちが話し合いを行っているスプリントフォーマット変更のための提案について意見を聞かれたフェルスタッペンは、「まったく気に入っていない」と答えた。
「そうしたことをすべてやるとなると、週末はいっそうハードになると思う。すでに多くのレースを行っているのだから、それは正しい道ではない」
「彼らが基本的に全日程を盛り上げたいと望んでいることはもちろん理解している。でもそれなら週末は短縮したほうがいいかもしれない。土曜日と日曜日だけレースをして、その2日間をエキサイティングなものにするんだ」
「いずれ、1シーズンに24戦とか25戦が行われるようになるだろう。その方向に向かいつつある。それなのにさらに多くのことを詰め込み始めることは、僕にとっては意味のないことだ」
「僕は楽しめない。スプリントレースは生き残ることがすべてで、レースが目的になっていない。速いマシンがあるなら、何もリスクを負うことはないと考える。マシンを無傷に保って、日曜に優れたレースカーで走れるようにしたい」
「たとえフォーマットが変わるとしても、この種のスプリントレースをすることがF1のDNAだとは思わない。予選で最大の力を発揮し、日曜日にしっかりと長い距離を走るレースをして、素晴らしい結果を出す、というのがF1だ」
「それがこのスポーツのDNAだ。なぜそれを変えるべきなのか理解できないし、分からない。アクションの面でうまくいっていると思うからね」
「どうすればさらにアクションが起きるかといえば、マシン同士の力の差を縮めて、より多くのチームが勝利を争って戦えるようにすることに尽きる。そうすればおのずとショーは素晴らしいものになると思う」
「6チームや7チームが優勝争いをしていたら、すごいことになるだろう。そうしたら何も変える必要がない」
予選トップ3記者会見にフェルスタッペンとともに出席していたメルセデスのジョージ・ラッセルとルイス・ハミルトンも、スプリントについて独自の見解を示した。
「僕はステファノ(・ドメニカリ、F1のCEO)とF1のやっていることを信頼している」とラッセルは語った。「最初のうちは展開が見えにくいが、僕たちは進化を続けなければならない」
「(フォーマット変更で)1周の予選が行われるとは思わない。僕が聞いたところでは、それは選択肢にはないようだ。全体的に見て、予選とグランプリはとてもうまく機能していると思う。でも僕は変化には前向きだよ」
「フリー走行でマシンが周回しているのをただ見ているのは、予選セッションやスプリントレースを見る時ほどエキサイティングなものではないと思うからね」
チームメイトで7度の世界チャンピオンであるハミルトンは、「それについての報道をまだ読んでいないし、ルールが正確にどういうものになるのか分からない」とコメントした。
「でも僕たちは常に進化して、自分たちのやっていることを評価する必要があると思う」
「より包括的でファンにとって魅力のあるものを作り続けるためにも、僕は変化は歓迎だ。スプリントの週末の金曜日は、これまでのところかなり気に入っている。もっと予選をやりたいものだ。本当に楽しいからね」
「様々なレースにほんの少しの変化を加えることができるかもしれない。特にモナコのような、レースでオーバーテイクができないような場所について、よりエキサイティングにするために他に何ができるか検討してもいいだろう」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 77 |
2位 | セルジオ・ペレス | 64 |
3位 | シャルル・ルクレール | 59 |
4位 | カルロス・サインツ | 55 |
5位 | ランド・ノリス | 37 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 32 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 24 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 24 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 10 |
10位 | ランス・ストロール | 9 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 141 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 120 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 69 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 34 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 33 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 7 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 4 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |
第5戦 | 中国GP | 4/21 |
第6戦 | マイアミGP | 5/5 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |
第8戦 | モナコGP | 5/26 |
第9戦 | カナダGP | 6/9 |