最新記事
今季初入賞10位の角田裕毅「ペースからして満足すべき結果だが、終盤の5番手を失ったのは残念だった」/F1第3戦
2023年4月2日
2023年F1オーストラリアGP決勝で、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅は10位を獲得、チームに今季初入賞をもたらした。
角田は序盤ポイント圏内を走るも、徐々にポジションを落として、2回目の赤旗が出た時点では13番手。しかしその後のリスタート直後、再び赤旗が出た際には5番手に位置していた。ところが最後のリスタートのスタート順には、2度目のリスタート順(リタイア車を除く)が採用されたため、11番手からのスタートに。全車そのままの順位でフィニッシュしたものの、カルロス・サインツ(フェラーリ)のタイムペナルティにより、角田の順位は10位に繰り上げられた。
テクニカルディレクターのジョディ・エギントンは、次のようにレースを振り返った。
「とても難しいレースだった。ドライバーふたりはパッケージから最大限の力を引き出すために懸命にプッシュしたが、我々は必要なだけマシンの順位を上げることができなかった。マシンのペースはどのタイヤコンパウンドでも悪く、ストレートラインスピードがよくないことで、レース中のいくつかの場面において、アタックすることも、ポジションを守ることもできなかった」
「メルボルンでたくさんのデータを集めたので、これを分析する。バクーに向けて最善の準備を整えるためにたくさんの作業に取り組む必要がある」
■角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)
決勝=10位(58周/58周)
12番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード→ソフト→ソフト
今日のレースに関しては複雑な心境です。シーズン初のポイントを獲得できたのは良いことですが、正直言って、今日のペースからして、ポイントが獲れるとは思っていませんでした。
赤旗の前に、ハードタイヤをウォーミングアップし、適切なウインドウに入れることにどれほど苦労したかを考えると、今日は最大限のパフォーマンスを引き出したと思いますし、この結果を受け入れて10位に満足すべきでしょう。
5番手を失ったのは残念でした。ターン1に向けて、何台ものマシンをオーバーテイクしたのです。
ポジティブな面では今日は1ポイント獲得したので、今後のレースでさらに入賞するために努力し続けます。
(autosport web)
関連ニュース
1位 | マックス・フェルスタッペン | 110 |
2位 | セルジオ・ペレス | 85 |
3位 | シャルル・ルクレール | 76 |
4位 | カルロス・サインツ | 69 |
5位 | ランド・ノリス | 58 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 38 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 33 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 31 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 19 |
10位 | ランス・ストロール | 9 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 195 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 151 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 96 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 52 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 40 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 7 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 5 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第5戦 | 中国GP | 4/21 |
第6戦 | マイアミGP | 5/5 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |
第8戦 | モナコGP | 5/26 |
第9戦 | カナダGP | 6/9 |