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レッドブル&HRC密着:Q3終盤に黄旗でポールを逃したフェルスタッペン。2番手から昨年逃した優勝を狙う
2022年7月3日
レッドブルとマックス・フェルスタッペンにとって、F1イギリスGPは特別なグランプリだ。それは、チームのファクトリーがシルバーストンから車で約30分のミルトンキーンズにあるという理由だけではない。昨年のイギリスGPで失ったものを今年こそ取り返しに来たからだ。
昨年、フェルスタッペンはチャンピオンシップで2位ルイス・ハミルトン(メルセデス)に32点差をつけてシルバーストンに乗り込み、F1史上初となったスプリント予選を制してポールポジションから日曜日のレースをスタートした。しかし、オープニングラップでフェルスタッペンとハミルトンは接触し、フェルスタッペンはリタイア。ハミルトンが優勝したため、その差が一気に縮まり、その後の大混戦となる布石となった。
レッドブルもイギリスGP前までに5連勝を飾り、コンストラクターズ選手権でメルセデスに44ポイント差でイギリスGPに臨んだが、レース後わずか6ポイントまで縮められ、その後、逆転を許してコンストラクターズタイトルを逃す要因となった。もし、昨年のイギリスGPでフェルスタッペンが優勝していれば、レッドブルは2冠を達成していたはずだった。
しかし、今年もシルバーストンはフェルスタッペンに冷たい。フェルスタッペンはスタンドから何度かブーイングを浴びせられただけでなく、ドライコンディションで行われた土曜日のフリー走行3回目は2位以下にコンマ4秒以上の差をつけてトップだつたにも関わらず、予選直前に雨が降り出し、ウエットコンディションとなった。
雨が降れば、速さ以外の要素が絡むため、フリー走行3回目でトップに立ったフェルスタッペンにとっては、この雨は決して恵みの雨ではなかった。それでも、フェルスタッペンはQ1とQ2をそれぞれトップタイムで通過。Q3もスピンを喫しながらも、途中まで暫定ポールポジションを叩き出していた。
Q3終盤にカルロス・サインツ(フェラーリ)に逆転され、ポールポジションは逃したが、これも最後のアタックでシャルル・ルクレール(フェラーリ)がスピンしてイエローフラッグが出ていたためだった。
この日、コース上でドライでも、ウエットでも最も速かったのは、フェルスタッペンだった。
(Masahiro Owari)
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3/7(木) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
3/8(金) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
3/9(土) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 51 |
2位 | セルジオ・ペレス | 36 |
3位 | シャルル・ルクレール | 28 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 18 |
5位 | オスカー・ピアストリ | 16 |
6位 | カルロス・サインツ | 15 |
7位 | フェルナンド・アロンソ | 12 |
8位 | ランド・ノリス | 12 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 8 |
10位 | オリバー・ベアマン | 6 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 87 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 49 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 28 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 26 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 13 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 1 |
7位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
9位 | レーシング・ブルズ | 0 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |