最新記事
- パドック裏話:レース出場の機会をひたすら待...
- アルボン、ウイリアムズF1との契約を複数年延...
- ロータス72でモナコ・ヒストリックGPに参戦し...
- FIA、2026年に向け新しい軽量ヘイローの入札...
- F1マイアミGP技術解説:マクラーレンの勝利を...
- 【角田裕毅を海外F1ライターが斬る:第6戦】...
- ハースF1も元代表シュタイナーに対し訴訟を起...
- モナコ・ヒストリック・グランプリでセナ追悼...
- 松田次生のF1目線:ランド・ノリスの将来を左...
- フェラーリF1、メルセデスの上層部ふたりとの...
- F1マイアミGP技術解説:マクラーレンの勝利を...
- 【F1チーム代表の現場事情:マクラーレン】重...
レッドブル&HRC密着:燃料システムの問題で獲得できたはずの30点を失うも、優勝を争えるポテンシャルを証明
2022年3月21日
レッドブルにとっては悪夢のような結末となった第1戦バーレーンGPだった。
マックス・フェルスタッペンが2番手、セルジオ・ペレスが4番手からスタートした決勝レースは、フェルスタッペンがポジションを維持。ペレスはスタートで出遅れて一時6番手に下がったものの、その後、ケビン・マグヌッセン(ハース)とルイス・ハミルトン(メルセデス)を抜いて、10周目から再び4番手に戻り、2台そろって上位を走行していた。
しかし、この日のフェラーリはトップを走るシャルル・ルクレールも、3番手のカルロス・サインツもレッドブル勢を上回る安定した走行を披露。レースはそのまま終了するかに思われた終盤に悪夢が待っていた。ピエール・ガスリー(アルファタウリ)のリタイアによってセーフティカーが出動した後に再開されたレースで、フェルスタッペンが54周目に失速。スローダウンしながらピットインしたフェルスタッペンはそのままレースを終えた。
これで3番手に浮上したペレスだが、ファイナルラップとなる57周目の1コーナーでスピンを喫してコース上でストップした。
レース後、ミックスゾーンにやってきたフェルスタッペンはこう語った。
「燃料システムに問題が起きたようだ」
つまり、燃料タンクからパワーユニットへ行くはずの燃料が何らかの原因で正常に送り込まれず、失速したのだった。
その直後にミックスゾーンに来たペレスはこう話す。
「数周前から、パワーを失っていると感じていた。マックスに何が起こったのかを知っていたから心配していたけど、最後はエンジンが止まってしまった」
つまり、ペレスのスピンはミスではなく、エンジンが止まったことによるリヤのロックが原因だった。
チーム関係者によれば、回収された2台のレッドブルのマシンの燃料タンクには数kgのガソリンが残っていたというからガス欠ではなく、燃料タンクとパワーユニットを結ぶラインになんらかの問題が起きていたようだ。
フェルスタッペンはレース終盤にステアリングに違和感があると無線で訴えていたが、これは燃焼システムの問題とは関係はなく、ピットストップ中のジャッキによって引き起こされた可能性のあるようだ。
2位と4位で得るはずだった30点を失ったのは痛いが、大きくレギュレーションが変わった2022年も、引き続き優勝争いができるポテンシャルがあることは確認できた。ただし、その最大のライバルは昨年までのメルセデスから、今年はフェラーリに変わったことは、間違いないようだ。
(autosport web)
関連ニュース
5/17(金) | フリー走行1回目 | 20:30〜21:30 |
フリー走行2回目 | 24:00〜25:00 | |
5/18(土) | フリー走行3回目 | 19:30〜20:30 |
予選 | 23:00〜 | |
5/19(日) | 決勝 | 22:00〜 |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 136 |
2位 | セルジオ・ペレス | 103 |
3位 | シャルル・ルクレール | 98 |
4位 | ランド・ノリス | 83 |
5位 | カルロス・サインツ | 83 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 41 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 37 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 33 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 27 |
10位 | 角田裕毅 | 14 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 239 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 187 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 124 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 64 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 42 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 19 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 1 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |
第8戦 | モナコGP | 5/26 |
第9戦 | カナダGP | 6/9 |
第10戦 | スペインGP | 6/23 |
第11戦 | オーストリアGP | 6/30 |