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元F1王者デイモン・ヒル、ペレスがレッドブルで活躍できたのは“豊富な経験”のおかげだと評価
2022年1月18日
元F1世界チャンピオンのデイモン・ヒルは、セルジオ・ペレスがレッドブル・レーシングでの新たな役割にうまく移行できたのは、F1における確かな実績と豊富な経験があったおかげだと述べている
レッドブルは2021年に、マックス・フェルスタッペンのチームメイトをレッドブルのドライバープログラム外から探すという驚きの決断を下した。それまでにレギュラードライバーを務めたアレクサンダー・アルボン、ピエール・ガスリー、ダニール・クビアトは基準に達しなかったのだ。
ペレスは2020年シーズンに自身初のF1優勝をサクヒールGPで飾ったものの、レーシングポイント(現アストンマーティン)が4度のF1世界チャンピオンであるセバスチャン・ベッテルの起用とペレスの放出を決めたため、彼はシートを失った。
レッドブルで落ち着くまでにしばらく時間を要したペレスだが、6月にはアゼルバイジャンGPで自身2度目の優勝を飾ったほか、チャンピオンシップにおけるチームのタイトル争いへの貢献も評価された。特に2021年の最終戦アブダビGPでは重要な役割を演じたのだ。
「チェコがやったことは素晴らしい」とフェルスタッペンはその日のペレスの貢献について語った。
「そのおかげで結局は僕たちのレースになった。メルセデスはセーフティカー導入中にピットストップできなかったからだ。チェコがいなければ、僕は世界チャンピオンになっていなかっただろう」
ヒルは、ペレスをこれまでにレッドブルの2番目のシートにいたドライバーたちと比較し、恐ろしいほどの才能を持つフェルスタッペンとともにレースをするプレッシャーに対処するにあたって、彼は成熟と自信を兼ね備えていたと語った。ペレスは2011年オーストラリアGPでデビューして以来、ザウバー、マクラーレン、フォースインディア、レーシングポイント、そして現在のレッドブルから213戦に出走している。
「レッドブルから多くのドライバーが出ていくのを目にしてきた」とヒルは今週『F1 Nation』のポッドキャストで語った。
「チェコは非常に経験豊富なので、若いドライバーを難しい状況に追い込むようなレッドブル内の勢力に立ち向かうことができるだろうと私は常に思っていた」
ヒルはペレスと、2019年初めにジュニアチームのトロロッソからレッドブルに昇格したガスリーを比較した。ガスリーはパフォーマンスに一貫性がなく、夏季休暇の間にふたたびトロロッソ(現アルファタウリ)に戻された。だがそれ以来、ガスリーは見事な成長と進歩を見せている。2020年イタリアGPでは優勝を飾り、2021年シーズンはドライバーズ選手権を9位でフィニッシュした。
「彼には明らかに才能がある」とヒルはガスリーについて述べた。
「マシンのポテンシャルを最大限に引き出すことができるし、常にそうしている」
「また彼は、過度に生意気になるようなこともなく、自信を持てているようだ」とヒルは付け加え、現在のガスリーのパフォーマンスは、2021年のレッドブルでのペレスと“同じカテゴリーに入る”と評価した。
「問題は、そのようなドライバーがレッドブルに行くとどうなるかということだ」
2019年、ガスリーはアルボンと入れ替えられた。アルボンはレッドブルで26戦に出走したが、彼自身もペレスに取って代わられることになった。そのアルボンは今年、ウイリアムズからF1グリッドに復帰する。
ヒルは、レッドブルのシステムで育成されたドライバーが、レッドブルに昇格するチャンスを得た時に実力を証明することがどれだけ難しいかということを、アルボンの例が示していると語った。
「これは彼らが学ばなければならないことだ。ポジションを交渉する際には、もう少しタフになるということをね」
「キャリアにおいてレッドブルのサポートを受けたので、彼らに恩義を感じているとしたら、『ちょっと待ってほしい、自分はこれをこうしてほしい』と言うことは非常に難しいだろう」
「エイドリアン(・ニューウェイ)がそこにいたとしても、『自分のパフォーマンスを上げる必要があるぞ』と言って結局彼らは背を向けてしまうのだ」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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5/17(金) | フリー走行1回目 | 20:30〜21:30 |
フリー走行2回目 | 24:00〜25:00 | |
5/18(土) | フリー走行3回目 | 19:30〜20:30 |
予選 | 23:00〜 | |
5/19(日) | 決勝 | 22:00〜 |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 136 |
2位 | セルジオ・ペレス | 103 |
3位 | シャルル・ルクレール | 98 |
4位 | ランド・ノリス | 83 |
5位 | カルロス・サインツ | 83 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 41 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 37 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 33 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 27 |
10位 | 角田裕毅 | 14 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 239 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 187 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 124 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 64 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 42 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 19 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 1 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |
第8戦 | モナコGP | 5/26 |
第9戦 | カナダGP | 6/9 |
第10戦 | スペインGP | 6/23 |
第11戦 | オーストリアGP | 6/30 |