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ホンダF1田辺TD会見:“最後のレース”での両タイトル獲得を目指し「持てる力をきっちり発揮し全力で戦う」
2021年12月10日
ホンダF1にとって最後のレース、そしてマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)とルイス・ハミルトン(メルセデス)の頂上決戦となった2021年F1最終戦アブダビGPへの思いを、ホンダF1田辺豊治テクニカルディレクターが語った。
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──2021年も最終戦を迎えました。
田辺豊治テクニカルディレクター(以下、田辺TD):ホンダF1最後の年の、最後のレースとなります。マックス選手とハミルトン選手が同ポイントで最終戦を戦います。一方のコンストラクターズ選手権は大きく差を広げられていますが、まだチャンスはあると思っています。明日からの3日間は、とにかく持てる力をきっちりと発揮し、全力で戦っていきたい。それだけです。
──率直に、最終戦に臨む田辺TDの今の気持ちは?
田辺TD:さすがに残りひとつのレースとなると、最後というのを強く意識しますね。ついに来たなと。今年のレッドブル・ホンダはタイトル挑戦の1年というのを開幕からずっと意識して戦ってきて、シーズンを通して、ここまでそのポジションを維持することができました。その部分は非常によかったと思っています。
一方のアルファタウリ・ホンダもいいパフォーマンスを見せてきました。特に(ピエール・)ガスリー選手は、レースによって若干の浮き沈みはあったにせよ、素晴らしい速さを見せてくれています。角田(裕毅)選手はデビュー1年目で、シーズン序盤、中盤、終盤と波がありましたが、レースごとにたくさんのことを学び、ドライビング技術、精神的な部分も進化させ、安定した週末とレースペースの向上に結びつけられています。日本人F1ドライバーが我々のパワーユニットを積んで戦ってくれるのはとても誇らしいですし、最終戦こそは4台がいい形で終えられればと思います。とにかく最後まで全力を尽くすだけです。
──ホンダF1の最終戦での雰囲気はいかがでしょう?
田辺TD:いつも以上に気合いは入っていますが、だからといって浮き足立ったところはないです。
──パワーユニット面では、サーキット改修の影響はどれほどありそうですか?
田辺TD:どれくらいというのは非常に難しいです。ホンダ内ではもちろん数値化をしていますが、それをみなさんに言ってもわからないでしょうし、それなりに変化はあります。特に低速コーナーが高速側に振られたということで、エネルギーマネジメントへの影響はあります。もちろんシミュレーションで備えていますので、実際に走行したデータと照合をして、最適化を図っていきます。
──エンジンの全開率も上がっていますか?
田辺TD:そうですね。ラップタイムも速くなるでしょうし、そのあたりも明日以降見ていきます。
──レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、「我々はメーカーではないので、コンストラクターズよりドライバーズ選手権に注力していく」と言っています。ホンダはいかがですか?
田辺TD:我々としては、チャンピオンシップを獲りたいという意味で両方を目指しています。ただ、最初に言ったようにこの1年、両選手権で非常にいい戦いができていますが、現実的にはコンストラクターズの方は少し厳しい。この大きな点差を挽回するのはかなり難しいと思っています。ですが両タイトル獲得を目指す気持ちに変わりはありません。4台がチェッカーを受けるまで、このレースが終了するまで、その挑戦を続けるつもりです。
(取材・まとめ 柴田久仁夫)
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1位 | シャルル・ルクレール | 104 |
2位 | マックス・フェルスタッペン | 85 |
3位 | セルジオ・ペレス | 66 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 59 |
5位 | カルロス・サインツ | 53 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 36 |
7位 | ランド・ノリス | 35 |
8位 | バルテリ・ボッタス | 30 |
9位 | エステバン・オコン | 24 |
10位 | ケビン・マグヌッセン | 15 |

1位 | スクーデリア・フェラーリ | 157 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 151 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム | 95 |
4位 | マクラーレンF1チーム | 46 |
5位 | アルファロメオF1チーム・オーレン | 31 |
6位 | BWTアルピーヌF1チーム | 26 |
7位 | スクーデリア・アルファタウリ | 16 |
8位 | ハースF1チーム | 15 |
9位 | アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラワン・チーム | 6 |
10位 | ウイリアムズ・レーシング | 3 |

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