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ベルギーGP FP1:ボッタスが首位発進。フェルスタッペンとガスリーが続き、角田は15番手

2021年8月27日

 2021年F1第12戦ベルギーGPのフリー走行1回目が行われ、メルセデスのバルテリ・ボッタスがトップタイムをマークした。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは2番手、セルジオ・ペレスは6番手、アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは3番手、角田裕毅は15番手となっている。


 夏休み明け初戦のベルギーGP。この週末はずっと雨模様の天気が続く予報だが、初日フリー走行が始まる前から小雨がぱらついている。現地時間午前11時30分のFP1開始時点で、天候は曇り。気温13度、路面温度17度と、もはや晩秋の寒さだ。


 降水確率は90%。路面はそれほど濡れているように見えないが、開始1分後に「ウエットトラック」が宣言され、それを待っていたかのようにほぼ全車がインターミディエイトタイヤでコースに出て行った。唯一ペレスだけがハードタイヤを装着している。しかし1周のチェック走行のあとに、すぐにインターミディエイトに履き替えた。


「この30分は、雨はない」と、フェラーリのピットからカルロス・サインツに無線が飛ぶ。場所によっては薄日が差し、ランド・ノリス(マクラーレン)が真っ先にミディアムタイヤでの周回に切り替えた。他のマシンもハードタイヤやミディアムタイヤを装着。キミ・ライコネン(アルファロメオ)、角田がターン1でスピンを喫したが、いずれもダメージなしで周回を再開した。


 ハードのガスリーが、まずトップタイム。しかしすぐにミディアムを履いたエステバン・オコン(アルピーヌ)がトップに立った。セッションの半分を終えた時点で、ハードを履いたフェルスタッペンが1分46秒879でトップ。コンマ3秒遅れでサインツ、オコンが続いている。ガスリーは4番手と、走り始めから健闘している。他のホンダ勢はペレスが6番手、角田はガスリーから1秒1落ちの15番手だ。


 メルセデスはこの時点でボッタス10番手、ルイス・ハミルトンは同じハードのフェルスタッペンから1秒8落ちの13番手だ。ハミルトンは「ストレートがものすごく遅い」と訴えている。


 フェルスタッペンは1分45秒905までタイムを縮めて首位をキープ。ペレスも2番手まで順位を上げたものの、タイム差は1秒2秒と大きく開いている。


 残り20分辺りから、ソフトタイヤでコースに出て行くマシンが増えていった。ニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)がいきなり2番手タイム。前戦ハンガリーGPでダブル入賞を果たしたウイリアムズの好調さを裏付けるかのような走りだ。


 セッション終盤に再び降雨があるという予報のせいか、全車がソフトでコースインした。まずボッタスが1分45秒199でトップに立つ。フェルスタッペンはそのタイムをしのぐことはできず、0.164秒落ちで2番手。ガスリーはソフトでも速く、ボッタスからコンマ5秒落ちながら3番手につけた。シャルル・ルクレール、サインツのフェラーリ勢が4、5番手。ペレスは6番手。角田は15番手、ハミルトンは最初のアタックで遅いクルマに引っかかったこともあって、18番手に留まった。

ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
2021年F1第12戦ベルギーGP ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)

シャルル・ルクレール(フェラーリ)
2021年F1第12戦ベルギーGP シャルル・ルクレール(フェラーリ)

ランド・ノリス(マクラーレン)
2021年F1第12戦ベルギーGP ランド・ノリス(マクラーレン)

エステバン・オコン(アルピーヌ)
2021年F1第12戦ベルギーGP エステバン・オコン(アルピーヌ)

角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
2021年F1第12戦ベルギーGP 角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)



(Kunio Shibata)




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※シンガポールGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン331
2位ランド・ノリス279
3位シャルル・ルクレール245
4位オスカー・ピアストリ237
5位カルロス・サインツ190
6位ルイス・ハミルトン174
7位ジョージ・ラッセル155
8位セルジオ・ペレス144
9位フェルナンド・アロンソ62
10位ニコ・ヒュルケンベルグ24

チームランキング

※シンガポールGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム516
2位オラクル・レッドブル・レーシング475
3位スクーデリア・フェラーリ441
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム329
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム86
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム34
7位マネーグラム・ハースF1チーム31
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