最新記事
- タイヤ劣化も大きく、ドライ予想のセッティン...
- ヒュルケンベルグの初表彰台を実現した好判断...
- 【ポイントランキング】2025年F1第12戦イギリ...
- ノリスが母国初優勝。37歳ヒュルケンベルグ、...
- 【正式結果】2025年F1第12戦イギリスGP 決勝
- 「新アップグレードは正しい方向への小さな一...
- 「しっかりまとめられたと思う」「今週末は間...
- F1 Topic:フェルスタッペンのポール獲得を実...
- アタック直前のデプロイ切れに足を引っ張られ...
- 初日苦戦のフェルスタッペン、低ダウンフォー...
- 角田裕毅、パワーロスに見舞われ予選Q2敗退「...
- フェルスタッペンが6戦ぶりのPP獲得。角田裕...
F1技術解説第3戦&第4戦(2):アップデートが結果に結びつかないアルファタウリ
2021年5月19日
2021年F1第3戦ポルトガルGPと第4戦スペインGPで各チームが走らせたマシンを、F1i.comの技術分野を担当するニコラス・カルペンティエルが観察、印象に残った変更等について解説する。第2回では、アルファタウリのアップデートについて取り上げる。
────────────────────────────────
ポルトガル、スペインの2連戦で10位入賞が2回、合わせてわずか2ポイントと、アルファタウリ・ホンダは開幕当初の勢いを完全に失っている。マシン開発の手は緩めていないだけに、それが結果に結びつかないのはいっそう深刻な事態と言える。
チームのアップデートは、3段階で行われてきた。まず第2戦イモラでフロアとバージボードが見直され、第3戦アルガルベではガスリー車のみにディフューザーの改良版が投入された。最も目立つ変更部分はディフューザー両端の形状変更だが(黄色矢印参照)、それがどれほどの効果を示しているかは不明だ。
そして第4戦バルセロナではフロントウイングがアップデートされた。写真ではほとんど間違い探しレベルの些細な変更に見えるかもしれない。しかし車体全体の空気の流れを考えた時には非常に重要な変更といえる。
フロントウイング翼端板のさらに外側に取り付けられた、通称フットプレートと呼ばれるパーツが、湾曲したものからほぼ水平の1枚の板になった(黄色矢印参照)。さらにマクラーレンにも見られるフロントウイング下の2枚のデフレクターが、より短くなった(青矢印参照)。
このデバイスの役割ははウイング下に流れ込む気流を整え、ボーテックス(渦流)をきれいに発生させることだ。このデフレクターの向きは、各チームの空力コンセプトによって違う。タイヤ内側に向けて設置されている場合は、渦流によってフロントタイヤの起こす乱流がフロア下に入らないようにしている。それに対し外側に向いたデフレクターは、積極的に乱流を外側に飛ばす、いわゆるアウトウォッシュを狙っている。
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(翻訳・まとめ 柴田久仁夫)
関連ニュース
7/4(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
7/5(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
7/6(日) | 決勝 | 結果 / レポート |


1位 | オスカー・ピアストリ | 234 |
2位 | ランド・ノリス | 226 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 165 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 147 |
5位 | シャルル・ルクレール | 119 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 103 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 46 |
9位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |
10位 | エステバン・オコン | 23 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 460 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 222 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 210 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 172 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 59 |
6位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 41 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 36 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 36 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 29 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 19 |

