最新記事
- 時間との戦いの中でシャシーを修理するウイリ...
- ホンダ、2026年F1参戦に向けた新たなパワーユ...
- 【全ドライバー独自採点&ベスト5/F1第3戦】...
- マクラーレン代表、2位を失ったのは戦略が原...
- フェラーリF1は予選もレースペースも改善「マ...
- アストンマーティン、アロンソの20秒ペナルテ...
- リカルド、ポジティブな姿勢を崩さず「自分と...
- 実力を発揮できなかったレッドブルと“強み”を...
- 2025年のラインアップを決めるのに時間をかけ...
- 「フェラーリとマクラーレンは一歩先を進んで...
- 2024年F1第3戦オーストラリアGP決勝トップ10...
- 2024年F1第3戦オーストラリアGP決勝トップ10...
「レッドブルF1は曲がるウイングで0.3秒稼いでいる」ハミルトンの発言後、FIAが取り締まり強化を決定
2021年5月12日
2021年第4戦スペインGPの週末、メルセデスのルイス・ハミルトンが、レッドブルRB16Bには“曲がるウイング”がついており、それによってタイムを稼いでいると発言、レッドブル・ホンダのチーム代表クリスチャン・ホーナーがマシンの合法性を主張した。しかしその後、FIAはウイングのたわみの監視を強化することを明らかにした。
スペインGPでハミルトンは0.036秒差でポールポジションを獲得した後、レッドブルの速さは脅威であるとして、『Sky F1』に対して次のようにコメントしていた。
「レッドブルはストレートで本当に速かった。マシンのリヤに曲がるウイングがついていた。そのウイングで少なくとも0.3秒は稼いでいたよ」
かつてF1で、ストレートではドラッグを減らし、コーナーではダウンフォースレベルを保つ、柔軟性のあるウイング、いわゆる“フレキシブルウイング”が使用されていたことがある。しかし現在ではこの分野に厳格な規制が導入されており、FIAは監視のためにウイングのたわみをチェックする厳しい荷重テストを行っている。
ホーナーは、RB16BはFIAのテストをすべてパスしていると、強く主張した。
「そのコメントを読んだ。当然のことながら、その車両についても徹底的な検査が行われ、プルバックテストもある。パスしなければならないさまざまな種類のテストが行われているのだ」とホーナーは言う。
「FIAはこのマシンに完全に満足している。非常に厳格なテストのすべてをパスしているのだ。我々としては彼のあのコメントには驚いた」
ホーナーは、以前、メルセデスのチーム代表トト・ウォルフから同じ話題が出たことがあるとして、ハミルトンはそれを繰り返しているにすぎないとの考えも示した。
「トトが以前同じことを私に言ってきた。ルイスの意見ではないだろう。おそらく他から聞いたのだ」
スペインの週末、レッドブルが“曲がるウイング”を使用しているという疑いを持っているのかと聞かれたウォルフは、「その話をしたことがあるが、申し訳ないがコメントは控えたい」と、詳しい発言をするのを避けた。
ロイターによると、その後、FIAが5月11日にチームに対し、6月15日から必要に応じて新たにたわみに関するテストを導入すると通知したということだ。
「第3.9.3条および第3.9.4条の要件に準拠したリヤデザインが、車両の走行中に過度のたわみを示す場合があることに気付いた」とFIAのシングルシーター技術部門のボスを務めるニコラス・トンバジスは、チームへの通知のなかで説明している。
「そのような変形は車両の空力パフォーマンスに重大な影響を与える可能性があり、第3.8条の規定への違反とみなされる可能性がある」
FIAはリヤウイングの変形について注目し、なんらかの悪用が発見された場合には、必要に応じてさらなる荷重検査を行うということだ。
FIAは今回の判断につながった具体的な例は挙げていない。新テストの導入が6月15日から、つまりフランスGPからであるため、チーム側に対し、新たな取り締まりに対応してウイングを変更する時間を与えたことになる。
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
関連ニュース
3/22(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
3/23(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
3/24(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 51 |
2位 | シャルル・ルクレール | 47 |
3位 | セルジオ・ペレス | 46 |
4位 | カルロス・サインツ | 40 |
5位 | オスカー・ピアストリ | 28 |
6位 | ランド・ノリス | 27 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 18 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 16 |
9位 | ランス・ストロール | 9 |
10位 | ルイス・ハミルトン | 8 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 97 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 93 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 55 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 26 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 25 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 6 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 4 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |
第3戦 | オーストラリアGP | 3/24 |
第4戦 | 日本GP | 4/7 |
第5戦 | 中国GP | 4/21 |
第6戦 | マイアミGP | 5/5 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |