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肺移植のラウダ、日常生活に多数の制限事項。2018年中のF1現場復帰は困難か

2018年8月17日

 伝説的な元F1ドライバーであり、現在メルセデスのノンエグゼクティブチェアマンを務めるニキ・ラウダは、最近肺の移植手術を受けたことで、今後の日常生活が一時的なものも永久的なものも含め、大きな制限を受ける見込みであることが分かった。


 ラウダはウィーンのAKH病院の集中治療室に留まっており、今後時間をかけて回復に努め、物理療法などの処置を受けることになる。


 オーストリアのメディアによると、先週終わりには、腎臓の透析が必要な状態になったものの、ラウダの容体はすぐに安定したという。


 回復の過程で、3度のF1世界チャンピオンである69歳のラウダの日常生活には、いくつかの大きな変化がもたらされることになる。


 食事療法の指示があることが明らかなほか、ラウダは少なくとも6カ月は飛行機での移動を完全に禁止されることになる。さらに彼の医師団は、医療的緊急事態に備えて、自宅近くに留まり、遠方に出かけることなく静養するよう勧めている。


 さらにラウダは“生涯にわたり公共のスイミングプール、サウナ、スパの利用を禁止”され、住居からは“すべての植物を撤去しなければならない”とされており、将来は動物との接触も避けなければならないという。


 制限事項がメルセデスと航空会社ラウダモーションでの責務にどのように影響するかは現時点では不明だが、ラウダが今シーズン中にグランプリの現場を訪れるのは難しそうだ。



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)




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