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F1メキシコGP:FP1はボッタスが首位発進、PUトラブル発生のバンドーンはノータイムに

2017年10月28日

 10月27日現地時間午前10時、メキシコGPのフリー走行1回目が行なわれた。朝は冷え込みが厳しく、太陽が出ているものの気温はまだ16度、路面温度も28度と低い。 


 長いストレートを利用して多くのチームが気流センサーで空力データ収集を行なう他、ストフェル・バンドーン、ブレンドン・ハートレー、エステバン・オコンに代わってFP1を担当するセリスがコクピット保護デバイス“ハロ”のテストを行なった。


 その他、ピエール・ガスリーに代わってショーン・ゲラエル、ロマン・グロージャンに代わってアントニオ・ジョビナッツィ、マーカス・エリクソンに代わってシャルル・ルクレールがFP1に出走している。


 路面コンディションが良好とは言えないため、ほとんどのマシンが走行をせず計測機器の取り外しなどにあたり、セッション開始直後はジョビナッツィだけがソフトタイヤで走行を続けた。


 18分を過ぎた頃から各ドライバーが走行を開始。各車ともダスティな路面とタイヤの温まりに苦労しており、ルイス・ハミルトンがスーパーソフトで走行開始直後にターン2で曲がりきれずコースオフしたりハートレーがターン6でリヤをスライドさせる場面もあった。


 バンドーンはこのアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスでの走行が初めてだが、パワーユニットのデータに問題が見つかり、40分タイヤで3周しか走行できず。土曜から使用する予定だったスペック3.7の中古コンポーネントへの交換を前倒しすることになった。


 10時58分、セリスがターン16でリヤが流れてバリアにクラッシュ。リヤから突っ込みリヤウイングを壊してピットに戻れず、ここで赤旗提示となった。


 セッションは11時7分に再開され、ほとんどのドライバーがメキシコ初投入となったウルトラソフトで引き続き走行。しかし、レッドブル勢とフェラーリ勢はスーパーソフトを履いて周回を重ねた。フェラーリ勢は特にリヤがナーバスでカウンターを当ててコースを飛び出す場面が何度も見られた。


 ルノー勢もフロントのバイブレーションを訴えていたニコ・ヒュルケンベルグは何らかのリークが発生し19周で早めのセッション終了、カルロス・サインツJr.もターン1でコースオフを喫するなど順調とは言えない。


 セッション途中でコース上にマシンを止めたハートレーも、MGU-Kによるエンジン始動でなんとかピットに戻ったもののそれ以上は走行できず10周のみでセッションを終えている。


 90分間のセッションを終えてトップはバルテリ・ボッタスで、1分17秒824と早くも昨年のポールタイムを上回った。2位はハミルトン、その後ろにレッドブル勢、フェラーリ勢が続き、中団は7位セルジオ・ペレス、8位フェルナンド・アロンソ、9位フェリペ・マッサ、10位ヒュルケンベルグと各チームが入り乱れる混戦となっている。



(Mineoki Yoneya)




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