F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

「若さが最大の価値とは思わない」若いドライバーのデビューが続くF1界に疑問を抱くエリクソン

2016年12月20日

 マーカス・エリクソンは、若さが大きな価値であるとみなされるここ数年のF1界の風潮について疑問を感じているという。


 マックス・フェルスタッペンは四輪レースでわずか1シーズンを過ごした後、2015年に17歳のF1ドライバーとして印象的なデビューシーズンを過ごし、2016年シーズンの序盤、トロロッソからレッドブルに昇格した後の初戦で初優勝を飾った。

16年のスペインGP、レッドブル昇格後の初レースで優勝を飾ったフェルスタッペン
16年のスペインGP、レッドブル昇格後の初レースで優勝を飾ったフェルスタッペン

 ヨーロピアンF3チャンピオンを獲得した18歳のランス・ストロールは17年、ウイリアムズからのF1デビューが決定している。20歳のエステバン・オコンはマノーで16年シーズンの後半戦を戦い、17年フォース・インディア移籍の契約を交わした。 


 トロロッソのコンビ、カルロス・サインツJr.とダニール・クビアト、そして16年マノーに唯一のポイントをもたらしたパスカル・ウェーレインは全員22歳だ。


 現在26歳のエリクソンは、自分より下の世代から脅かされているとは感じておらず、むしろレーシングドライバーとして最高の状態になる年齢に近づいていると考えている。


「若いドライバーが入ってくるのはわかるよ。でもなぜか今のF1では、みんなが若くなくてはいけないというような、ちょっとおかしな風潮がある」とエリクソンは言う。

アロンソは19歳でF1デビューしている
アロンソは19歳でF1デビューしている

「フェルナンド(アロンソ)も言ってるけど、どうしてそこまで若くなければならないのかな?実際、他のスポーツにおけるプレーヤーとしてのベストな時期は、25歳から30歳の間だと言われている」


「僕は今26歳で、それに関しては全く重圧を感じていない。もし自分が5歳年上だったら違ったかもしれないけどね」


「僕はちょうどドライバーとしてのピークに向かっているところで、年齢によって進歩が止まってしまうことはないよ」と語る。


 2014年にケータハムからF1デビューし、下位チームで厳しい経験をしたエリクソンだが、最終的にはその経験が自分自身をより強くしたと信じている。

2014年は小林可夢偉とともにケータハムで苦戦したエリクソン
2014年は小林可夢偉とともにケータハムで苦戦したエリクソン

「僕はF1デビューしてしばらくの間、厳しい時間を過ごした。ケータハムではいつも最下位か最後から2番目の順位で、なんのリザルトも得られないところから這い上がらなければならなかったし、それは簡単ではなかった」


「でも、それがドライバーとして自分をより強くしてくれたし、特にメンタルに関しては僕自身が最も大きく成長した部分だね。でも、僕はさらに成長を続けるべきだし、今いる場所に留まるつもりはない」と述べた。



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています




レース

5/4(土) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
5/5(日) スプリント 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
5/6(月) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※マイアミGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン136
2位セルジオ・ペレス103
3位シャルル・ルクレール98
4位ランド・ノリス83
5位カルロス・サインツ83
6位オスカー・ピアストリ41
7位ジョージ・ラッセル37
8位フェルナンド・アロンソ33
9位ルイス・ハミルトン27
10位角田裕毅14

チームランキング

※マイアミGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング239
2位スクーデリア・フェラーリ187
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム124
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム64
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム42
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム19
7位マネーグラム・ハースF1チーム7
8位BWTアルピーヌF1チーム1
9位ウイリアムズ・レーシング0
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第6戦マイアミGP 5/5
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/19
第8戦モナコGP 5/26
第9戦カナダGP 6/9
第10戦スペインGP 6/23
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.4 第4戦日本GP