【角田裕毅F1第8戦密着】初日は「とてもスムーズなセッションだった」トップ10内キープも、アルピーヌを警戒
2022年6月11日
角田裕毅(アルファタウリ)は、F1第8戦アゼルバイジャンGP初日を総合8番手で終えた。この日、角田はフリー走行1回目を7番手で発進。2回目のフリー走行ではひとつポジションを落として8番手となったが、大きなトラブルもなく、2セッション連続でトップ10内をキープした。
角田が最初のセッションからトップ10内につけたのは、今シーズンこれが5回目となる。これまでの4回は開幕戦のバーレーンGP(9番手)、第2戦サウジアラビアGP(6番手)、第4戦エミリア・ロマーニャGP(9番手)、第6戦スペインGP(10番手)だ。そのうち、2回目のフリー走行でもトップ内を維持できたのは1回しかなく、今回はサウジアラビアGPのフリー走行2回目の10番手よりも上となっている(エミリア・ロマーニャGPはスプリントが開催されたため2回目のフリー走行は土曜日だった)。
F1にデビューした2021年のアゼルバイジャンGPでは7位入賞しているように、角田とコースとの相性は悪くない。それでも、昨年のアゼルバイジャンGPの1回目のフリー走行は14番手だったことを考えると、今回の7番手と8番手は今シーズン最も安定して速い初日だったと言える。
「1日を通して、とてもスムーズなセッションだったと思います。スムーズだっただけでなく、いずれもトップ10内に入るパフォーマンスを安定して出せたこともよかった。願わくば、残り2日間も、このようなポジションで走りたいと思います」と角田も語っており、順調だった様子だ。
その角田が警戒しているのが、アルピーヌだ。現在、アルファタウリはコンストラクターズ選手権でアルピーヌのひとつ下の7位に甘んじており、逆転したいところだが、フリー走行2回目ではフェルナンド・アロンソが4番手、エステバン・オコンが9番手とアルファタウリよりも強力なポジションにつけている。
ただし、角田は「確かに今日は彼らの方がちょっと速かったようですね」とアルピーヌの速さを認めつつも、「フリー走行2回目ではレースに向けていいロングランもできたし、レースではそうならないことを祈ります」と逆転を目指す。
そして、こう続けた。
「今日は僕だけでなく、チームメイトも2セッションでトップ10に入っていて、チームとしていい走りができているので、この調子をキープして、予選ではQ3進出を目指したいと思います」
アゼルバイジャンGPは角田にとって初めてQ3に進出したグランプリ。2年連続でQ3へ進出するチャンスは十分ある。
(Masahiro Owari)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 110 |
2位 | セルジオ・ペレス | 85 |
3位 | シャルル・ルクレール | 76 |
4位 | カルロス・サインツ | 69 |
5位 | ランド・ノリス | 58 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 38 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 33 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 31 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 19 |
10位 | ランス・ストロール | 9 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 195 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 151 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 96 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 52 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 40 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 7 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 5 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第5戦 | 中国GP | 4/21 |
第6戦 | マイアミGP | 5/5 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |
第8戦 | モナコGP | 5/26 |
第9戦 | カナダGP | 6/9 |