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フェルスタッペンが今季初スプリントを制す。ハミルトン健闘の2位【レポート/F1第5戦中国GP】
2024年4月20日
4月20日、2024年F1第5戦中国GPのスプリントが行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がトップチェッカーを受けた。2位はルイス・ハミルトン(メルセデス)、3位はセルジオ・ペレス(レッドブル)となっている。角田裕毅(アルファタウリ)は16位でポイント獲得には届かなかった。
2024年シーズンも6大会で実施されるスプリントイベントの最初の一戦となった今大会。今季は新たなスプリント・フォーマットが導入され、金曜日に1回のフリー走行とスプリント予選。土曜日にスプリントレースと決勝レースのスターティンググリッドを決する公式予選。日曜日に決勝レースというタイムラインへと変わった。
タイヤ交換義務のない19周のスプリント。タイヤ選択は、大多数がイエローのミディアム(C2)をチョイスするなか、11番グリッドスタートのジョージ・ラッセル(メルセデス)のみがレッドのソフト(C4)をチョイスした。
現地時間11時(日本時間12時)開始のフォーメーションラップを経て、気温20度、路面温度27度、湿度68%、曇天となるも路面はドライとなるなか、上海インターナショナル・サーキットで史上初となるスプリントはスタートは切られた。
抜群の蹴り出しを見せたハミルトンがターン1でポールスタートのランド・ノリス(マクラーレン)のインに飛び込む。2台は並走しながらターン2を迎えるが、ここでレコードラインを外れたノリスがアンダーを出してコースオフ。
その間隙をついたフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)が2番手、フェルスタッペンが3番手、カルロス・サインツ(フェラーリ)が4番手に浮上し、ポールスタートのノリスはオープニングラップを終えた時点で7番手まで後退することに。
トップに浮上したハミルトンは早々に2番手アロンソに1秒以上のギャップを広げ、DRSを使用させない。そんなアロンソの背後にはフェルスタッペンが接近。7周目のバックストレートエンドとなるターン14でフェルスタッペンが2番手に浮上するが、この時点でハミルトンとは1.8秒のギャップが開いていた。
ただ、フェルスタッペンは9周目を迎えた時点でそのギャップを0.7秒まで縮めると、9周目のターン14でハミルトンを容易く攻略。11周目を迎えた時点でハミルトンに2秒差をつけ、後続を引き離しにかかる。
一方、9番手スタートのバルテリ・ボッタス(キック・ザウバー)が12番手に後退したことで、10番手スタートの周冠宇(キック・ザウバー)が入賞圏内まであとひとつの9番手に浮上。レース序盤には上海にかけつけた中国のファンからも大きな歓声が湧き上がった。
ただ、そんな周を追う10番手ラッセルはソフトタイヤを装着していたこともあり、9周目にはラッセルが9番手に浮上する。
14周目、ターン14で6番手のシャルル・ルクレール(フェラーリ)が5番手のセルジオ・ペレス(レッドブル)に仕掛けるがここはペレスがポジションを守る。しかし、ペレスは無線でトラクション不足を訴える。
16周目にはサインツがアロンソとの攻防を繰り広げターン7で3番手に浮上する。しかし、2台の戦いは続きターン10でペレスがサインツ、アロンソの2台をまとめて攻略し3番手に浮上する。
このバトルの最中、サインツとの接触によりアロンソの右フロントタイヤがパンク。アロンソはピットインを余儀なくされ、一時コース復帰するもガレージにマシンを戻し、リタイアを選択した。さらに、サインツもダメージを負った影響かペースが落ち、ルクレールが4番手に浮上する。
19周目を終え、4番手スタートのフェルスタッペンが今季初となったスプリント戦でもその強さを見せつけてトップチェッカーを受けた。2位にハミルトン、3位にペレスが続いた。
スプリントでは上位8台までがポイント獲得となるなか、4位のルクレール、5位のサインツ、6位のノリス、7位のオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、8位のラッセルまでがポイント獲得となった。19番手スタートの角田は16位でチェッカーとなった。また、初の母国でのレースを迎えた周は9位に終わり、入賞まであと一歩届かなかった。
続いて日本時間20日の16時からは、21日に行われる56周の決勝レースのスターティンググリッドを決する公式予選が行われる。
(autosport web)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 216 |
2位 | ランド・ノリス | 201 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 155 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 146 |
5位 | シャルル・ルクレール | 119 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 91 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | エステバン・オコン | 23 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 22 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 417 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 210 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 209 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 162 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 55 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 36 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 29 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 28 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 26 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

